穂々散歩

里山からアルプス縦走まで、山行記録を綴っています。

百名山

2018.1.7 四阿山(菅平牧場) ふかふかの新雪深雪山始め


2018年登り初めは百名山の1つ、四阿山(あずまやさん・2354m)に登ってきました。

山肌に笹原が広がる緩やかな山であり、 ヤマレコさん曰く「広々とした山麓、気持ちの良い尾根歩きと大パノラマを求めて気軽に手軽に登る百名山」だそうです。
しかし、1月に登った感想としては、手軽どころかとにかく長かった!

冬季四阿山登山はあずまや高原ホテルからのアクセスがメジャーらしいですが、今回は菅平牧場管理事務所からのピストンです。  



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2017.12.30 伊吹山(三之宮神社) 直登の末、凍り付いた頂へ


夏にドライブウェイ利用でハイキングしてきた伊吹山(1377.31)。
下からまっすぐ登る登山客の姿を見て「いつか登ろう」と思った上野登山口ピストンに挑戦してきました。
伊吹山は1000m級の低山にも関わらず、伊吹おろし(季節風)の通り道となっており、とにかく雪が多い!
特に山頂は、あらゆるものに立派な霧氷が付き、白一色の世界が広がっていました。

<コースタイム>
8:38伊吹登山口(三之宮神社前)バス停=09:05一合目=09:22二合目=09:54三合目=10:11四合目=10:21五合目=10:42六合目避難小屋=10:53七合目=八合目11:28=11:49伊吹山12:17=13:00六合目避難小屋=13:56一合目=14:16伊吹登山口(三之宮神社前)バス停

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2017.12.2 両神山(八丁峠コース) 秩父の鎖場天国!アスレチック登山を楽しむ


両神山(1723m)に登ってきました。
両神山は起伏のある姿が特徴的ですが、今回はそのギザギザの部分、八丁尾根を歩いてきました。

八丁峠コースは30本近くの鎖があり、事故も多いコース。
ネット上では怖いという意見や大したことがないという意見が転がり、実態がつかみにくかったのですが、個人的には八海山よりは難易度が低く、アスレチック感覚で楽しいコースでした。

日向大谷、白井差等、両神山のその他コースの記録はこちらからどうぞ。
<コースタイム>
上落合橋駐車場07:04=07:46八丁峠=08:47西岳=09:51東岳=10:16両神山11:16=11:42東岳=12:48西岳=13:33八丁峠=14:01上落合橋登山口

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2017.11.25 恵那山 静かな白銀の森を歩く旅


新雪の恵那山(2189m)に行ってきました。
恵那山というと百名山にも関わらず、「地味」「ずっと樹林帯」「山頂の展望は皆無」と、マイナスなイメージばかり聞かれる山です。
実際、今まで何度か行こうと話題には上がったけど行かなかった山でした。

しかし11月も下旬の今回、行ってみるとそこに広がるのは真っ白に雪化粧した木々たち。
四方を雪を纏った木々に囲まれながら心ゆくまで雪景色に浸り、恵那山のことをすっかり気に入ってしまいました。雪の恵那山は本当に素晴らしい!

恵那山にはいくつかコースがありますが、今回は最短かつ、概ね樹林帯が続くものの一部展望が開ける、広河原コースをピストンしてきました。

<コースタイム>
ゲート06:38=(道間違え)=7:53広河原登山口=11:50恵那山12:20=14:29ゲート

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2017.11.3 御嶽山(ロープウェイ) 晩秋の活火山で静かな散策


長野と岐阜にまたがる御嶽山(3067m)に登ってきました。
古くからの信仰の山であり、登山道のいたるところに石像や石碑が建っています。
また、複数の峰をもつ活火山でもあり、火口湖が5つもある複雑な地形をしています。

2017年現在では警戒レベルは1まで下げられたものの、火口1km範囲での立入規制は継続。そこで、今回はロープウェイを利用し9合目まであがり、帰りは三ノ池の巻き道を通って、ゆるっと周回してきました。
<コースタイム>
飯森高原駅09:08=09:18黒沢口七合目=10:08黒沢口八合目=11:30石室山荘=11:52二ノ池・頂上・黒沢口分岐=12:09二ノ池本館=13:06賽ノ河原=13:13白竜教会避難小屋=13:31摩利支天乗越13:36=13:52飛騨頂上=巻道の三ノ池分岐=14:06三ノ池=15:08黒沢口八合目=15:47黒沢口七合目=15:56飯森高原駅
8月に剣が峰をピストンした時の記録はこちら↓
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2017.9.24【テン泊】立山~剱岳② 鎖場を越え、憧れの頂へ


(縦走二日目です。一日目の立山三山縦走はこちら。)

剱岳(2999m)と言えば、槍ヶ岳と並び、登山をする人なら誰でも知っている憧れの山。
カニのタテバイ、ヨコバイといった名称付きの鎖場を始めとし、いくつもの鎖場を有するこの山は、一般登山者の登る山では危険度が最も高い山と言われるそう。

高度感が苦手な自分には無理な山だと思っていましたが、八海山の修業を通し、高度感が麻痺し始めたこの頃、ついに憧れの地へと挑戦です。


<コースタイム・2日目>
剱沢キャンプ場03:48=03:51剱澤小屋=04:12剣山荘=04:39一服剱=05:24前剱=06:50剱岳07:05=08:23前剱=09:29剣山荘=09:55剱沢キャンプ場11:00=12:19剱御前小舎=13:13浄土橋=13:57雷鳥荘=14:16みくりが池温泉=14:29室堂 (※室堂16時30分が終バスです。)


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2017.9.23 【テン泊】立山~剱岳① 過去から未来へ、色づき始めの立山三山縦走


一泊二日で立山三山から剱岳を周回してきました。

一日目は立山。
立山は3つの連なった山(雄山、大汝山、富士ノ折立)の総称であり、立山三山はその前後に山を加えた、浄土山、雄山、別山を指します。
山岳信仰も盛んな一帯で、雄山は三大霊山の一つでもあります。

複数のカールを有し、抉れた稜線が美しい立山。
出発前は剱岳の前座みたいな感じでしたが、単体で行っても大満足間違いなしの素晴らしい山でした。

<コースタイム・1日目>
室堂09:16=10:36浄土山=11:08一の越山荘=12:19雄山12:51=13:10大汝山13:24=13:41富士ノ折立14:15=14:45真砂岳=15:43別山南峰=15:51別山北峰=16:04別山南峰=16:55剱沢キャンプ場16:55=17:01剱澤小屋=17:20剱沢キャンプ場(泊)

11月の積雪期に登った時の記録はこちら↓

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2017.9.10 甲斐駒ヶ岳 白く輝く南アの貴公子


甲斐駒ヶ岳に(2967m)に登りました。
甲斐駒ヶ岳は、南アの女王・仙丈ヶ岳と比較して、その峻険な山容から南アの貴公子と呼ばれてるとか。

今回はざっくり記録なので、道のりの詳細は8月の記録をどうぞ。まさかの1ヶ月ぶりです…w

<コースタイム>
北沢峠06:10=07:44双児山=08:51駒津峰=09:26六方石=10:03甲斐駒ヶ岳=10:19駒ヶ岳神社本宮=10:39甲斐駒ヶ岳11:43=12:27摩利支天=13:35駒津峰=14:33仙水峠=15:14仙水小屋=15:35長衛小屋=15:47北沢峠続きを読む

2017.8.26 甲武信ヶ岳(毛木平ピストン) 信濃川の源流を辿る旅


奥秩父の真ん中に聳える甲武信ヶ岳(2475m)。
登山を始めて早々に名前を知った山ですが、地味に辛いと聞くし、「こぶし」と強そうな名前から、なんとなく行けずじまいの山でした。

そんな夏の最終土日、無理なく日帰りができるルートがあるということで、毛木平からのピストンをしてきました。
このルートは、千曲川(信濃川)を源流まで遡る沢沿いのルートです。
ただ、短いルートといってもここは奥秩父。稜線に出るまでが長いし、稜線に出ても展望に恵まれるのはわずかな区間です。樹林帯を楽しもうという気持ちで出掛けるのがおすすめです。

<コースタイム>
毛木平06:49=07:21大山衹神社=08:36なめ滝=10:05千曲川・信濃川水源地標10:06=11:19甲武信ヶ岳=11:33甲武信小屋12:38=12:54甲武信ヶ岳12:57=13:25千曲川・信濃川水源地標=14:35なめ滝=15:27大山衹神社=15:51毛木平

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2017.8.16 【小屋泊】燕岳~常念岳② 雨の表銀座、時々雷鳥


燕~常念縦走二日目、燕山荘~常念小屋です。
一日目(燕岳)はこちら続きを読む
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管理人の椎です。夢は百名山制覇、目標はジャンダルム。
登山歴4年目、山のことばかり考えています。