穂々散歩

里山からアルプス縦走まで、山行記録を綴っています。

屋久島

2018.4 屋久島遠征登山 車なしで行く屋久島一人旅


何となく何かをしたくて、ノリと勢いで屋久島一人旅をしてきました。

思い立って屋久島行きを決心したのが出発前日。
島の人曰く「屋久島は呼ばれた人しか行けない」らしいですが、前日に決心したにも関わらず飛行機も宿もトントン拍子で決まり、島が受け入れてくれたのかなと思わずにいられないのでした。

宮之浦とモッチョムに登ることだけ決めた行き当たりばったりの旅です。
過去に観光で訪れた時の記録はこちら
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2018.4.8 太忠岳 天を突く天柱石を求めて


屋久島登山第3弾は太忠岳(1497m)です。
ここはヤクスギランドの奥から行ける山で、何より特徴的なのは山頂に君臨する天柱石。
高さ40mにもなろう花崗岩は不思議な曲線を描き、自然にできたものとは思えない優美な姿をしています。

<コースタイム>※意識して巻いてます
10:10ヤクスギランド=10:50天文の森=11:55モッチョム岳12:20=13:10天文の森=14:05ヤクスギランド続きを読む

2018.4.5 モッチョム岳 急登の末、集落と大海原を見渡す旅


屋久島登山第2段はモッチョム岳(940m)に登ってきました。
屋久島の南部にあり、集落から見ることができる前岳の1つです。
花崗岩でできたその姿は非常に特徴的で、その裾野の尾ノ間集落の信仰の対象ともなっています。

道中は急傾斜で厳しい登山道ですが、その頂からの景色は絶品です。

<コースタイム>
5:35鯛ノ川=6:27千尋の滝駐車場=6:42モッチョム岳登山口=7:44万代杉=8:14太郎杉=9:21モッチョム岳9:50=11:56千尋の滝駐車場(=13:10尾之間集落)

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2018.4.2-3 宮之浦岳縦走(淀川登山口~白谷雲水峡) 屋久島三岳登頂、新緑の洋上アルプスを歩いた旅


屋久島の百名山、宮之浦岳(1936m)に登ってきました。
ピストンで日帰り可能ですが、せっかくなので、一泊して淀川登山口から屋久島三岳(黒味岳、宮之浦岳、永田岳)を巡り、縄文杉、白谷雲水峡を辿る黄金コースで歩いてきました。


☆登山をしてなかった頃、荒川登山口~縄文杉~白谷雲水峡を歩いた時の記録はこちら
※繁忙期は小屋到着が遅れると入れないことがあるため、早めの到着かテン泊の準備があった方が良いそうです。

<コースタイム>
●1日目
5:45淀川登山口=6:19淀川小屋=7:36花之江河=7:50黒味岳分かれ=8:22黒味岳=8:42黒味岳分かれ=09:07投石平=10:21栗生岳=10:53宮之浦岳12:00=12:47永田岳=15:15新高塚小屋
●2日目
5:10新高塚小屋=5:57高塚小屋=6:03縄文杉6:50=7:36ウィルソン株=09:00楠川分れ=10:04辻峠(太鼓岩往復)10:51=12:20白谷雲水峡

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四泊五日屋久島旅行③ 体験ダイビングと買い物


二日に分ける予定が、縄文杉と白谷雲水峡を一日で行けたので、午前から体験ダイビングに行くことに。

ほぼ島内半周ですが、屋久島ガイドクラブさんは宿に迎えに来てくれました。
夫婦で始めたガイドクラブらしく、今回は奥さんが担当してくれます。笑顔がとても眩しくて美人さん!
人生でダイビングだけはしないと思ってたのに(逃げられない状況が怖い)、人生って不思議です。
説明を聞いて、着替えたらいざ海に!

最初は浅いところで呼吸の練習から始まります。
なんとなく息苦しい感じがしますが、息をゆっくり吐ききることを意識したら楽になってきました。
匍匐前進で深いところに向かっていきます。耳が痛くなって耳抜きするとすごい音が聞こえる。
どうやら空気が抜けて海の音が聞こえているようです。

魚の大群
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空を見上げると太陽でキラキラ。
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魚が近くをが泳いでいます。
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カクレクマノミ。そっと手を伸ばしてみる。
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あっという間の40分でした。次はカメに会いにリベンジしたいです。

ガイドクラブさんに安房港まで送ってもらい、昼食。屋久島について初めての外食です。
お食事処、潮騒さんにて、てんぷらの定食。刺身が甘くて感動です。
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ずっと食べたかった名物のトビウオ。焼き魚とてんぷら。
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付近にはお土産屋さんがいっぱいあります。今日が実質最終日なので、土産を買います。
ついでに文化村センターで使わなかったバスチケットを返金してもらう。手数料もないので安心。
最後に、ゲストハウスの近くのポンタン館に寄りました。
食料品と地元のアーティストさんが作った小物があります。

早めにゲストハウスに戻り、最後の晩餐はカップラーメン。
食材も付き、最後の最後に手抜きです。
ゲストハウスで3日間一緒だった方がお刺身を分けてくれました。
人の温かみを感じる、良いゲストハウスでした。

翌朝は高速船トッピー&ロケッツ乗り場へ。
バスだと間に合わないので安定のタクシーです。
高速船とだけあって約2時間。
鹿児島でご飯を食べて飛行機に乗ると、相当疲れていたらしく、離陸したと思った次の瞬間には着陸でした。

また、いつか行きたいです。
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四泊五日屋久島旅行② 縄文杉~太鼓岩~白谷雲水峡


2日目は屋久島旅行のメイン、縄文杉トレッキングです。

登山のとの字も知らないどころか、完全にインドアな自分。
事前に、高尾山往復、陣場高尾縦走と練習登山をして臨みました。
2日に分けて縄文杉と白谷雲水峡にいく予定でしたが、勢いで一日で回った記録です。

【日時・コースタイム】
9月21日(月)祝日・シルバーウィーク
4:50荒川登山口=5:38小杉谷小・中学校跡=6:55 仁王杉=7:14トロッコ道終点=7:33 翁杉=7:41 ウィルソン株=8:38 夫婦杉=9:03]縄文杉(計4時間13分)=9:21高塚小屋(休憩)=11:38 トロッコ道到着(昼食)=13:10 楠川分かれ=13:57 辻峠14:14 =14:27太鼓岩=14:57女神杉=15:37苔むす森=16:24 さつき吊り橋=16:38白谷雲水峡 計11時間48分 

【服装・持物】
夏山の服装(薄手の長袖シャツと半ズボン、タイツ)、トレッキングブーツ(mont-bellティトンブーツ)、レインウェア、防寒着(UNIQLOのダウンベスト、薄手のパーカー)、救急用品、懐中電灯、弁当、 ペットボトル500ml×2本(途中の水張場で給水)、行動食(チョコやお菓子等)、粉末ポカリ

【事前購入】
タクシー利用の場合、荒川線利用チケット
バス利用の場合、登山バスチケット

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興奮でなかなか寝付けず迎えた登山日。
午前4時。宿にて登山弁当を受け取り、事前予約しておいたタクシーに乗り込みます。
割増の時間で 7600円。荒川線利用チケット(180円)は、車内で運転手さんに渡します。

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タクシーのメリットなによりも、バス客より早く入山できること。
4時50分、荒川登山口に到着です。
日の出前の出発なので、懐中電灯でトロッコ道を照らしながら進みます。
明かりがなければ静かな闇が広がる登山道。道冒険みたいで楽しくてしょうがない。

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音がしたと思ったら、鹿を発見!


大きな橋までくると、空が色づいてきました。

出発から1時間で小杉谷小・中学校跡に。こんな山奥に学校があったなんて…。
朝食をとってたら、通りがかったガイドの方から、混むからなるべく早く進んだ方がいいとアドバイスを頂いたので急いで再出発です。

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6時にもなると、すっかり明るくなってきました。
写真のようなトロッコ道がずっと続いており、緩やかな道です。


木々の間から朝陽が差し込むようになり、岩肌が輝いていました。


出発から2時間半。沢にぶつかり、トロッコ道の終点です。
ここが最後のトイレポイント。

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登山道右のこの可愛らしい階段から縄文杉に向かいます。
トロッコ道を終え、やっと登山という感じです。


橋が素朴でかわいい。


開けた場所に出たと思ったらウィルソン株に到着。
非常に巨大な切り株で、中は空洞で入ることができます。


切り株の中から空を見上げると、なんとハート!
これを撮る為に、時間によっては長蛇の列ができます。




樹林帯の中は苔むしていて、もうこれだけでも楽しい。
ところどころに、翁杉や夫婦杉等いろいろな杉があり、飽きさせません。




後半は木道や階段が多くなってきます。
自分含め、観光客が多いこのコース。
階段が連続する箇所は苦しむ人が多く、通りがかったガイドさんは地獄3丁目と呼んでました。

そしていよいよ…


縄文杉にご対面!


じっと見つめているとおじいさんの顔に見えてくるような気がする…。

時刻は9時。人数調査をしている方によると日帰り客では30番台とのこと。
縄文杉は大変と聞いてましたが、陣馬高尾が効いたのか思ったよりあっさりw
登山道は狭いので、少し登って、高塚小屋にて休憩します。
思ったより元気なので、このまま白谷雲水峡も行くことを決意。

下る頃には、上りの観光客が長い行列を作っていました。
トロッコ道まではすれ違えない場所も多いので、お互い譲り合って下りていきます。

トロッコ道終点で昼食をとり、途中の楠川分かれから白谷雲水峡へ。
一気に人が少なくなりますが、道は整備されており、目印もちゃんとしているので特に問題はありません。


道中には巨大な岩!落ちてこないのが不思議です。

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分岐から1時間ほどで辻峠に到着です。太鼓岩までの急な坂道に弱気な友人。
ですが、太鼓岩まで15分もないので、ぜひ、心折れずに登ってみるのをお勧めします!


苔とキノコに癒されつつ急登を上がり、

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木の間を抜けると…
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この展望!今回のコースでは唯一の展望スポットです。
開放感と感動で思わず漏れる歓声!


そしてやたら存在感を放つ木!

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興奮が収まらず、巨大な岩の上を端まで行くことに。
が、あまりの高度感にこの辺が限界でしたw

ここからは先は白谷雲水峡。苔で有名な場所です。





苔は触れるとフカフカ。
苔=ブロック塀のアレと思っていた自分には、この苔の美しさは衝撃でした。




誰かのいたずらでしょうか。こだまたちがいました。


もののけの森ともいわれる苔むす森。もう美しすぎてため息しかでない…。


白谷雲水峡は入り口から周回ができますが、今回は最短の楠川歩道を降りていきます。
水と苔もいい感じです。

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下界も近づいてきて、さつき吊り橋。

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16時30分、無事下山です。


バスを待ちながら沢を眺めます。ああ、ほんと素晴らしかった…。


約12時間の旅。屋久杉堪能からの苔の森という最高のコースでした。
縄文杉往復が一般的っぽいですが、決して無理なルートではないと思うので、体力に余裕があればお勧めです。
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管理人の椎です。夢は百名山制覇、目標はジャンダルム。
登山歴4年目、山のことばかり考えています。