穂々散歩

里山からアルプス縦走まで、山行記録を綴っています。

2015.3台湾

二泊三日台湾旅行 三日目 朝市~帰国


帰国日。11時に迎えが来るので朝の台北を散歩しました。
P3300321
バイクの量が異常。

P3300325
気になってた謎の階段を下りてみました。
看板があったので入っちゃ駄目なのかと思っていたのですが只の地下道でした。

P3300332
雙連朝市に行きました。

P3300334
朝から賑やかです。果物、海産物、洋服、屋台、土産屋さんとなんでも揃っています。

P3300336
肉まんと野菜まんを注文。野菜の方、キャベツしか入ってない!大根餅は一口サイズにカットして、ビニール袋に大量に入れてくれました。屋台飯は安くて美味しいなぁ。

P3300341
近くにはパン屋さんがたくさんありました。

P3300348
最後に、活気がないからお休みなんじゃないかと言いながら晴光市場に突入。一応開いていたのですが、人通りなくて本当に怖い。お店の人も心なしか怒ってる気がして怖い…。そそくさと通り抜けました。

そんなこんなで台湾旅行もおしまい。初の自由行動の旅行でドキドキでしたが、充実した3日でした。

P3300356
ちなみに、帰りの飛行機も遅れ、しばらく空港で待つことに。機内食は魚でした。

二泊三日台湾旅行 二日目 龍山寺~猴硐~九份


台湾旅行2日目。
朝市がやってるかと思い、晴光市場に向かいましたが人通りがない……。
ということで、再び美食街に。昨晩と屋台が変わっていました。

P3290136
とても親切なおばちゃん。
焼き小籠包とネギ餅を注文。本当にご飯が安いです。

P3290147
朝から龍山寺(ロンサンスー)に向かいます。

P3290154
たくさんの方が途切れることなくお経を読んでいます。私語をするのが憚られる厳かな雰囲気。
粛々とした気持ちで各神様にお線香を供えてまわりました。
ガイドブックで取り上げられているおみくじですが、ホテルにガイドを置いてきてしまい
やり方が分からず……。記憶を頼りにやってみましたが全然やり方が違いました^^;

台北駅まで戻り、迪化街まで歩きます。
昔ながらの商店街という感じで珍味やお茶が並びます。
縁結びで有名な霞海城隍廟がありますが龍山寺と違いこちらはにぎやかでした。

カフェや雑貨が増え、おしゃれエリアになってきているとガイドブックにありましたが、そんな気はしなかった……。
ただ、台湾らしいものがたくさん見れて大満足です。

P3290161
ここでは、試飲したピンクのお茶が甘くて美味しかったのでお花のお茶を購入。
店員さんも愛想がよく、日本語が通じないながらも一生懸命質問に応じてくれました。

迪化街の端っこまで行ったらタクシーで台北駅に。タクシーも安い台湾。
次は、MRTではなく台湾鉄道へ。日本の古めの駅と似た雰囲気。

P3290165
祝日らしく、若い方々が踊って歌っていました。

そして、切符の購入に迷いまくる。どの路線に乗ればいいのかで悩み、券売機で悩み。
P3290168
なんとか無事購入し、台鐵便當(駅弁)をもってホームへ行きます。
「早く食べたいねー」と話してましたが、来た電車を見て固まる。新幹線タイプじゃない一般車両じゃん!お弁当食べれないじゃん!

でも、周りを見ると普通に食べてました。台湾だと許されるのか。それではいただきます!

P3290167
巨大なお肉は昨日のチキン同様、独特な甘い香りがほんのりしますが、こちらの方は食べなれている味。煮卵も濃厚でおいしい。

台北から猴硐までは乗り換えなしで一本。
郊外に向かう穏やかな旅。眠る友人。猴硐に着くまでまでしばらく休憩です。

P3290174
そして到着。猫村と言われるだけあって猫のオブジェやイラストが至るところにあります。

P3290176
駅を出たところの売店。猫の形のパイナップルケーキも可愛いけど、店員さんも可愛らしいおばちゃんでした。

P3290180
そのまままっすぐ行くと廃鉱となった炭鉱があります。この辺で気分があがりまくる。
ガイドブックに情報がほとんどなく、行ってみて大したことなかったらどうしようと
悩みましたが行ってよかった!!


P3290191
薄暗い階段を進むと橋の上にでます。足元にはトロッコの線路が敷かれており、
隙間から川が見えます。川も綺麗でなかなかの絶景です。

P3290190
橋を渡りきるとトンネルが。覗こうとしたら、怒られました。
写真のトロッコに乗ると入れるらしい。料金は分かるものの、中がどうなっているのか所要時間がどのくらいなのか全くわからない……。
この辺りで気づく。台北は日本語や英語が通じてましたがここは日本語が全く通じない。英語も怪しいかもしんない。

P3290201
トロッコはやめて町を観光することにしました。
いたる所にねこ!お店の中にもねこ!

P3290220
すごくかわいい。人にも慣れているよう。

P3290225
暑いのでマンゴーのかき氷を食べました。柔らかくてふわふわ!

さて、猴硐を堪能したあとは今回のメイン、九份へ!下調べではタクシーであっという間らしい。

しかし、駐車場に向かうとタクシーはあるものの悉く運転手が不在。お昼休みかな?と思いつつ道を歩いて見るけどやっぱりタクシーは走ってない。
ビジターセンターに行くと幸いなことに日本語が分かるスタッフさんがいて、「タクシー呼びますね」と電話をしてくれてホッとする。
しかしそれもつかの間、「タクシーが呼べませんでした」

そんなことがあるのかと九份に行けないのかとショックを受けてたらバスがあると教えてくれました。
駅に向かって右、トンネルを越えたところに826というバスがあるらしい。

P3290227
トンネルの先には駐車場とバスが。ガラガラです。

P3290231
日本語は全く通じないので九份と書いたメモを見せると運転手さんは頷いてくれました。
さらに親切なことに、九份につくと降りるようにジェスチャーで教えてくれました。

 P3290234
バスを降りると山の上。
九份の町並みにはいると、狭い道にお店がところ狭しと並んでいます。雑貨屋さんに土産屋さん、屋台となんでもありです。こんな狭い場所なのに例の臭い豆腐も売っています。
色々なお店を物色して記念に印鑑を作ってもらいました。機械彫りなので安い!台湾っぽい字体なので実用性は皆無ですが(笑)

 P3290239
花文字の作家さんのお店もあったので名前を描いてもらいました。下書きなしですらすら描くのはみごとです。友人と見せあって金魚だ、鳥だと美しさに惚れ惚れ。

P3290248
通りを抜けたら「湯婆婆的湯屋」と看板が出ているお茶屋さんへ。旅行雑誌でよく取り上げられているお店です。
  
P3290254

P3290256
高いですが、せっかくなのでお茶してきました。暑いという忠告を断り景色の良いテラス席。一回目はお店の方が淹れてくれて、後はセルフで淹れ放題。足元にヤカンが置いてありぐつぐつ煮たってます。
うろ覚えでお茶を淹れてたら見かねた店員さんが違いますよと教えてくれましたが結局覚えられず…。

P3290304
日が傾むくと街の雰囲気も変わってきます。提灯が灯りまるで異世界のよう。
そして気づくと日本語が飛び交ってました。今まで日本人に殆ど会わなかったのにどこにいたんだってぐらいに日本人ばかりでした。

興奮冷めやらぬまま坂を下ってバス停へ。
しかしここで現実に戻されます。やってくるバスはほぼ満員。詰め込み乗車はできないようで数人だけ乗せてバスが行ってしまいます。
バス停には大量の人。しかも並ぶとかいう概念は無い。 帰れるのかと焦りが出てきたところ、タクシーのおっちゃんが台北まで1000元~と煽ってきます。おっちゃんの提示する額が1人なのか1台なのか、乗るべきなのかと友人と話し合ってると、近くの日本人に「1人の額だよ」と耳打ちされ…。

結局、何本も見送った後に乗車できたのですが、こんな山奥で取り残されたらどうしようかと、ほんとに不安な時間でした。
しばらくして忠孝復興駅に到着。といっても、台北に行くと言われ「台北メインステーション」に着くと思っていたので見知らぬ景色にびっくり。
「ここどこですか?」と近くの人に聞いたら「SOGOだよ」と意味不明な答えだし(百貨店の名前でした)、運転手さんは日本語通じないしで、とりあえず降りたはいいものの私たちはどこにいるのだろう…?駅の案内やら地図を頼りに現在地を割り出し、ようやく焦りから解放されました。無事に生還したぞー!

安心したらお腹がすいたので、夕飯は近くの火鍋の食べ放題に行きました。牛乳のスープはいまいち……。もっぱらハーゲンダッツ食べ放題を堪能してました(笑)

P3300312
ホテルへ戻った後も何となく出掛けたくて深夜にスーパーと美食街へ。昨日美味しかった葱餅が売ってたのでチーズ入りのを注文しました。すっかりお気に入りです。


三日目に続く。

二泊三日台湾旅行 一日目 中世記念堂~士林夜市


3月の年度末、職場の友人たちと共に台湾へいきました。

【一日目 8:00】
成田空港に集合。エバー航空で10時出発です。
酔い止めに梅を食べ出発に備えますが、なかなか出発しません。
動いたのに元の場所に戻ってると思ったら何かあったみたいで点検で遅れるとのこと。
お菓子と水が配られましたが、「ごまかされてる気がする」と、友人。
結局1時間半遅れての出発です。

P3280007
機内食は、桜の蕎麦に苺ケーキと春な感じ。

【14:40】
台湾着。時差はぴったりマイナス1時間。入国の前に両替できる場所があるので両替しました。
現地でガイドさんと合流し、ブラックユーモアが効いたガイドを聞きながら混載バスで台北に向かいます。
ガイドさんの「飛行機遅れたし、ホテル行く?それともお茶飲む?」という質問に、ホテル直行と答えたいところですが、そこはツアーなので予定どおりお茶屋さんに連れてかれます。

P3280015
そんなわけで到着早々、テーブルについてのお茶の試飲タイム。ガイドブックのお茶の特徴を読みながら盛り上がってたら、おばちゃんに「話きかないねー」と注意されました(笑)

バスに戻ってホテルに向かう間に鼎泰豐(ディンタイフォン)のクーポンの案内が。
待ち時間が短くなって10品つきで一人2500円。ガイドさんが提示するものなので高いんだろうなと思いつつも、時間と確実性があるなら、ということで購入しました。

【16:00】
ホテルに到着。ここからは自由行動!
中正記念堂の17時の衛兵交代を見に、大急ぎで向かいます。


P3280031
MRTの切符。おもちゃのお金みたいです。
電車も頻繁に出ているので、ほとんど待つこともなく乗り込むことができました。


【16:45】 
P3280032

リギリで中正記念堂に到着。とにかく大きくて圧倒的な存在感です。広大な敷地に衛兵交代はどこだと迷う。とりあえず上を目指そう。

P3280037
上がると、衛兵さんがいました。一糸乱れぬ動きで歩いています。

道があらかじめ開いてるわけではなく、群がる観光客を係員さんが掻き分けその間を衛兵さんが通るというスタイル。
そんな中でも衛兵さんは表情を変えずに進んでいきます。本日最後の交代の時間と言うことで、国旗を下ろす様子を見れました。きびきびとばっちりのタイミングで動く衛兵さんに感心するばかりでした。

P3280062
そのまま、隣駅の鼎泰豐まで歩いて向かいます。
今回の目的の一つなのでわくわくです。

P3280067
15分ほどで入店。表示は50分待ちでしたが3階はクーポンやツアー客専用なのか、ぽつぽつ席があいていました。

シンプルな見た目のものが多いですが、一つ一ついい味をしています。デザートは餡子が入ってる小籠包でした。初めて見た。


そのまま近くの永康街を散策。夜で暗いですが人通りも多く、横浜中華街みたい。日本語も通じるので日本にいる感覚になりますが、鳥がぶら下がってるのを見て台湾だと思い出す……。
そんなこんなで、一往復してお腹も落ち着いたら次は士林夜市です。

【19:30】
P3280078MRT劍潭駅から士林夜市へ。最大級といわれる夜市に期待が高まります。
さっそく、色々な屋台が見え、お祭りみたい。

P3280086
文化祭みたいな手作り感あふれる屋台。台湾でポピュラーなゲームなのか同じような店がいっぱいありました。
水風船が釣り下がっている所もあり、当たった瞬間屋台の中が水まみれになるのではと思いましたが、そんなこと気にしないのかもしれません。

P3280093
一通りまわったら地下美食街へ。

P3280103
色々なお店がぎゅうぎゅうです。地上は立ち食いできるものが多かったですが、地下はテーブルについてゆっくり食べられる様になっていました。

しかし、結局何も食べずに写真だけ撮ってでてきてしまいました。なぜなら臭いがすごい。いろんな臭いが混ざってて嫌だとかじゃない。「臭豆腐」が耐えられない臭いなんです。

「臭いけどうまい」なんて話を聞いていましたが、まさかここまで臭いとは……。食べる勇気はわきませんでした…。

P3280073

地上に出て、食べたかった大鶏排(ダーチーパイ)の店に並びます。夜市についた時に長蛇の列が見えたのですがその時と長さは変わらず大人気。

前の人を見ていると、どうやら切ってもらっているようです。「切る?」と聞かれたので、半分にしてと言ったら「NO」と言われました。切るか、切らないか選べと。
それなら切ってくれと頼むと、銀色の機械にチキンを入れます。すると自動で6つぐらいに小さくなって機械の下からでてきました。「ね?」と顔をされたので、これは半分にできないなと納得し、「OKOK」と思わず頷いてしまいました。

衣には甘辛なタレがついており、ほんのり食べ慣れない甘い香りが。台湾の香辛料でしょうか。
憧れのの巨大チキンを食べ満足したので、ホテルの近くのマッサージ屋さんに向かいます。

【21:00】
雙城街夜市に到着。夜市内にある三葉足健体療中心へ。
色々なメニューがありますが、経験が無いものをやってみたいと、マッサージではなく角質取りをすることにしました。
渡されたズボンに着替えると、ひらがなで「ゆうえんち」と印刷されてます。どういった経緯でこんなものができたのだろう……。

角質取りの前に足湯では、小学校みたいな長い水道場で大人4人で並んでバケツに足突っ込んでる光景がシュールでした。そして渡されたのはやたら古い日本のファッション雑誌。

足が柔らかくなったらいよいよ角質取り。刃でショリショリ削っていきます。痛くもかゆくもなく、なんともいえない心地よい感じです。終わると大量の角質が!「いっぱいとれたよ!おみやげね!」と冗談をもらって帰路につきました。

格安ツアーということで心配していましたが、ホテル「帝后大飯店」は清潔感もあって安心しました。
かび臭いと聞いてましたが、少し湿った木の臭いがするなーという程度で特に気になりませんでした。


二日目に続く。

記事検索
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

管理人の椎です。夢は百名山制覇、目標はジャンダルム。
登山歴4年目、山のことばかり考えています。