県外移動自粛期間ということで、岐阜の七宗にて、展望のよい2座を登ってきました。
1座目は、沢や岩場等変化がある道のりに、頂上で360度の眺望が得られる納古山(のこやま)
2座目は、上り15分ほどの超お手軽ながら崖と飛騨川の流れが美しい遠見山

快晴の初夏、きもちの良い山歩きになりました。

1、納古山アクセス

道の駅ロックガーデンひちそうを高山方面に通過、すぐ左折し踏切を横断します。
看板に従って木和谷林道へ。道中に第1~第4パーキングまでありますが、満車や林道通行止めの場合は道の駅から歩くことも可能です。

2、中級コース

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中級コース入り口である第2駐車場。
無事に駐車できたので今日はここからスタート!
今回の山行は岩場が楽しめる中級コースから上り、塩の道から下山予定です。

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最初は繰り返し沢を渡りながら、谷沿いのなだらかな道を歩いていきます。

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沢と離れる直前は水場になっており、「最後の水飲み場です。おいしい自然のわき水を味わってください」と案内が掛かっていました。

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塩の道との分岐を通過し進んでいくと、若干傾斜がきつくなってきます。

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中級コースの核心部、第一の岩場。

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登ったところは5合目・天空岩展望台です。
展望が開けて気持ちいい!

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中級とありますが、岩場は足掛かり手掛かり共に豊富で初心者でも安心です。

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しかも足を置く所にペイントがされてるという優しさにあふれた仕様でした。

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ちょっとした痩せ尾根を通過。

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ハート(⋈◍>◡<◍)。✧♡

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7合目・第2展望台。

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一度軽く下ったら登り返して第2の岩場を通過します。

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頂上まであと少し。

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木和谷コースと納古口コースの分岐に着きました。
納古口コースへ30秒、ほどよい休憩地があると案内があったので覗きにいってみます。

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大きな岩があるちょっとした広場になっていました。

2、頂上

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分岐に戻って数分。頂上に到着すると360度の展望が待っています。

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頂上は広く、テーブルもたくさんあってゆったり過ごせる感じ。

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この日は乗鞍岳(左)と御嶽山(右)が見れました。

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そして会いたかったノコリン。納古山の主です。
山に独自のキャラクターがいるって珍しいというか愛されてる山だなぁ…。
ちなみに最近代替わりがあったようで、上が4代目ノコリン、下が3代目ノコリン。
なんだか…だいぶ変わったというか、ほとんど別人ですね

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今日はゆる単独行なので、ひとり山頂カフェ♪
食パンの両面にプッチンプリンを塗って焼くだけという簡単フレンチトーストです。
山頂で出会ったおじ様たちとお話ししながらゆっくり過ごしました。

4、塩の道より下山

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さて、下山の時間です。
先程のおじ様たちが、遠見山を案内しちゃると誘ってくれたので一緒に下山しました。
初級コースは木の根が多めの急な坂道で始まりました。

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明治時代にたてられたという町界の標識。ここから塩の道へ。

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「塩の道」の名前の由来は、昔、ここを通って塩を運んだことからきているそうです。

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その塩の道、最初こそ山道でしたが突然立派な林道に出ました。
おじ様によると最近作られたそうです。これには昔の人もびっくりやろなぁ。

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最後は再び山道のトラバース道に。
中級コースに合流したら来た道を戻って下山完了です。

5、遠見山

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そんなわけで遠見山におかわり登山。
少し運転して北部公民館に移動、駐車します。
車を降りて道路を渡ろうとすると、すぐ目の前に崖が横たわってました。なにあれかっこいい‌と興奮。

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ピカピカの登山口標識。登山道自体が数年ほど前に整備されたばかりらしいです。
歩けるように登山道を整備してくださった方々にも感謝感謝。

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JR高山線の下、小さなトンネルをくぐります。

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上り20分ぐらいのお手軽な行程ですが、以外と急な山道に息が上がりました。

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見晴岩に到着。

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崖の上なので視界を遮るものがない展望です。
眼下には飛騨川と街並み。このくらい建物が大きく見える景色もまたいいなぁ。

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そして下から見て気になっていた崖を歩きます。

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こう見ると細い…!せっかくなので向こう側のピークまで歩きました。

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慎重に戻ります。下をのぞき込めば断崖絶壁。

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景色を堪能したら神社の方に寄り道しました。
昔は城があったようです。当時の名残で、晴天でも枯れることはないと言われる城池が残ってます。

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こちらが秋葉神社。

おじ様に声を掛けられなかったらこの山を知ることはなかっただろうなぁと、一期一会は単独登山の魅力を改めて感じるのでした。