長良川の上流を日本海と太平洋に分ける分水嶺、大日ヶ岳(1709m)に登ってきました。
秋はブナの紅葉狩り、冬はスキー場リフトを利用した雪山ハイクで賑わう山です。

今回は雪が少ないので無雪期のメジャールート・ひるがの高原から徒歩で登山しましたが、時期のせいか雪の少なさのせいか、誰にも会うことはありませんでした。

〈コースタイム〉
8:00登山口=9:30いっぷく平=10:50大日ヶ岳11:15=12:50登山口

1、アクセス

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今回の出発はひるがの高原登山口から。
道路左手に15台程の登山者用駐車場が設けられていますが、トイレ・ポストはありませんでした。
浄水場のフェンス沿いに奥に進むと登山口があります。

2、大日ヶ岳登山

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何度か計画はするものの用事やら悪天やらで流れまくった大日ヶ岳登山。
今年は雪が少なく、雪道運転なしで行けそうだったので思いきってやってきました。
朝日が差し込んだ落葉樹林は明るくていい気分でスタートです。


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最初は軽いアップダウンがあるもののほぼ平坦な道のり。途中送電線鉄塔をくぐります。

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緩やかな樹林帯が続きます。
遠くに高鷲スノーパークが見えると、スキー場の
BGMが何重にも反響した雑音が聞こえ始めました。
スキー場営業期間内のひるがの高原ルートはつねにこの音が付き纏い、静かな山行はできません。

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尾根にとりつくと「胸突き八丁」となるそうですが…

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短い急坂が繰り返される感じで、具体的にどこが分からず‥。とりあえず息があがりました。

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看板が見えたら稜線に上がります。
空がどんどん雲に覆われていきますが、BGMという雑音のおかげで寂しさは感じません。

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尾根はしばらく緩やかな道が続きます。足元には雪が混じり始めました。

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道の脇には三角点。

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ブナの大木に囲まれた広場、いっぷく平を通過します。

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頭上には落葉してるものの立派な木々がたくさん。

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雪が増えてきましたがあいかわらず緩やかな稜線です。
暇なので反響するBGMをよく聞いて、音楽当てクイズをしつつ歩く。

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一瞬展望が開けました。遠くに見えるあれが大日ヶ岳だろうか。

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ほぼ平坦でしたがそろそろ標高稼ぎが始まったようです。
岩混じりの上り坂は一部凍っており足元注意な感じです。

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いよいよ頂上かな?と思ったら、

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偽ピーク‥!というか展望台でした。
目の前の大日ヶ岳は雲の中。朝は青空だったんだけどなぁ。

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白山方面は真っ白なのでスキー場方面を眺めました。

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さて息を整えたら、鞍部に降り、最後の急な登り返しです。
雪が柔らかくもろもろと崩れるので地味に登りにくい箇所でした。

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そんなこんなで大日ヶ岳に登頂です。眺望はどこへやら…一面真っ白!

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が、今日の目的は頂上におられる大日如来様だったので問題なしです。
3月に計画していた大日ヶ岳山行が悪天で流れたおかげで夫に出会えたのでお礼参りでした。

ではでは2020年もたくさん山に登れますように!