中津川市付知峡にある北夕森山(1597m)に登ってきました。
道中は竹林、杉林、広葉樹林と植生の変化に富み、下山後は付知峡での滝巡りや付知温泉と、お楽しみ要素に恵まれたお山でした。
<コースタイム>
8:00登山口=10:30北夕森山11:00=13:00登山口



1、ルートとアクセス

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メジャールートは青矢印のコースをピストンですが、今回は付知峡から一部周回ルートでいきました。合流点までは少々不明瞭な箇所があるので地図かGPSは忘れずに。

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登山口は付知峡・不動の滝の駐車場。
簡易水洗トイレがありますが、登山ポストは見当たりませんでした。

2、登山口~合流点

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東濃森シリーズの北夕森山。
そんなシリーズがあることは初めて知りましたが記念すべき一座目です。
まずは不動の滝入口を右手に舗装路を直進します。

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暫く歩き、左手にプレハブ小屋が見えたら登山口に到着。小屋の脇を通って登山道に入ります。

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沢の左岸を少し進んだところで、さっそく踏み跡を見失なう。
尾根に直登するのではなく、尾根が左に来るようにUターンする感じでした。

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竹林の中を通るので、再びUターンするようにして先程見えていた尾根に取りつきます。

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林道に出たらそのまま横断。看板に従い再び登山道に入ります。

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背丈の低い笹が広がり、プチ藪。

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祠がありました。

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杉林をしばらく登って、

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沢を渡るため、細いトラバース道で下ります。

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沢には倒木で手すりがひしゃげた橋が架かっています。
歩くと軽くたわみ、いつか壊れそうで怖い…。

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橋を渡ったら右に曲がり沢沿いに登ります。

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標識とケルンが見えたらメジャールートとの合流点に到着です。

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合流点から来た道を振り返ったところ。右に写ってるのが目印のケルン。

3、合流点~北夕森山

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ここからはメジャールートなので道が明瞭となります。
が、足元にとがった岩が埋まっており、むしろ歩きづらさを感じる…。

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途中、二回ほど木の橋をわたります。

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ここまでほぼ沢沿いの道を緩やかに登りますが、

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「水終」の看板が出てきたら沢とお別れとなります。

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大きく左にトラバースします。

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雨が降り始めた杉林は白く幻想的でした。

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トラバースが終わると杉林の急坂です。

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広葉樹林の緩やかなボーナス区間を越えて、

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再び、頂上直下のキツイ登り。足元にはうっすらと雪が混じり始めました。

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きつくて何度か足が立ち止まる…。ゆっくり登っていきます。

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すると、夕森山のシンボルである監視鉄塔が見えてきました。
登るなという表示はありませんが、建てられた年代は不明。第二次世界対戦の頃も使われていたという話を見かけたので、登るのは遠慮しておきました。

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そんなわけで北夕森山、登頂です。

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頂上には祠と男性のシンボルが祀られています。

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帰りは行きに通った合流点をそのまま直進しました。
平坦な林道はよく整備されており、案内看板もしっかりしています。

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登山口に到着。トイレはないものの登山ポストが設置されています。
やはりこちらが正規ルートなんだなぁと感じる。

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ここからは舗装路を歩き、

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貯水槽の横を通りすぎたら一般道に合流となります。
合流点から不動滝の駐車場までは400m。

4、付知峡谷

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不動滝の駐車場に戻ってきました。思ったより疲れていないので観光することに。

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舗装された散策路を進みます。

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まずは観音滝。

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こちらが不動滝。

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吊り橋を渡って、

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仙樽の滝。滝壺に降りる遊歩道は封鎖されていたので上から眺めました。

付知峡谷は一周30分で三つの滝を巡れる気軽な観光地でした。帰りは付知温泉おんぽいの湯で温まって、のんびり過ごせた平日登山となりました。