岐阜県下呂市の白草山(1641m)。
ここから眺める御嶽山がとにかく素晴らしいと聞いて登ってきました。
樹林帯を抜けて突然姿を表す御嶽山。想像よりも遥かに大きく、思わず見惚れてしまう展望でした。

<コースタイム>
10:50黒谷林道入口=13:25白草山13:50=15:45黒谷林道入口

1、アクセス

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登山口は「黒谷林道入口」です。
登り坂の路肩に5台程の駐車スペースが設けられており、皆さん、タイヤに石を挟んで車止めにしていました。そんなわけで駐車スペースは大きめの石か落ちてるので注意です。
周囲にトイレ・登山ポストはありません。

2、三ツ岩

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駐車場から少し登ったところが黒谷林道入り口。
今日は久々に母と一緒に親子登山です。

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ゲート周辺は舗装路ですが、すぐに砂利道となります。
登山口までは30分ほどの緩やかな林道歩き。

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11月下旬、紅葉は林道に少し残る程度でした。

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が見えたら登山口に到着です。
「1130へいほ白草山」の謎の看板に見送られ登山開始です。へいほ!

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最初は沢沿いの苔むした森。

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尾根に上がるまではつづら折りで緩やかに登っていきます。

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道中は基本的に樹林帯でたまに付近の山がチラ見えする程度の眺望。あれは高森山かな?

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標高が上がってくると足元には雪&霜柱がありました。

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尾根に取りつくと傾斜がつき、登り坂が続くようになります。

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笹と木々で相変わらず展望はあまりよくありませんが、途中、箱岩山が見えました。

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おおむね登りきって尾根の右側に出ると、

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先の方にもこもこの笹の稜線と白草山(右)が見えました。まだまだ遠いなぁ。

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針の木のような立ち枯れの木々が混じる林に入ります。

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道の脇の岩には「ガンバレ」のペイント。

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そして道中には薄い看板。三ツ岩…

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周りを見渡しつつ「あれかな?」と目星をつけました。

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少し進んで先ほどの岩を振り返ると、□・□・△と、積み木のように重なっています。
これには思わず確かに三ツ岩だなぁと感心。

3、白草山

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さらに樹林帯を進むと広いスペースにでました。
ここは箱岩山と白草山の分岐点です。

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春は水芭蕉が咲くらしい凍りついた池。
白草山に登るべく、右に曲がり少し下りると…、

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視界が開けて突然御嶽山が姿を現しました。
写真だとなかなか伝わらないですが、ここの衝撃は凄かった。想像してたよりも御嶽山がかなり大きかった。

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ここからは笹が揺れる稜線歩きです。

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ゆるやかに登って、いざ白草山へ。

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左手には、快晴のもと大きく裾野を広げる御嶽山。独立峰らしくどっしりした姿は美しく、信仰の山になるのも納得です。

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右手側には幾重にも山々が折り重なっていました。

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出発からおよそ2時間半ぐらい。無事に母とともに白草山に登頂です。

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山頂は笹に囲まれた広めの広場となっており、三角点は広場の中心にありました。

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帰りは来た道を引き返します。
右手は箱岩山。実は白草山より高いけど、今日は母も付き合ってくれたのでパスして下山です。

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林道まで下りると行きは見落とした「1131にへ黒谷」の看板。結局平仮名はどういう意味なんだろう…。

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下山後は20分ほど車を走らせて下呂温泉に入りました。〆のソフトはプリンソフト♪


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道はよく整備され、標高差も控えめと初心者でも登りやすい白草山。開放的な稜線から見える御嶽の展望がとにかくすばらしいので、ぜひとも快晴の日に登りたいお山です。