白山の修験道・美濃禅定道で、銚子ヶ峰、一ノ峰、二ノ峰、三ノ峰をピストンしてきました。予報より天気が崩れるのが早く、のんびり楽しむ余裕は皆無でしたが、笹に覆われた穏やかな稜線に豊富な高山植物と、晴れた日には気持ちのよい山行ができそうなルートでした。

<コースタイム> 
05:08登山口=06:36避難小屋=7:27銚子ヶ峰=8:14一ノ峰=08:49二ノ峰=09:28三ノ峰避難屋10:00=13:07登山口

1、アクセス

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今回は石徹白大杉の登山口からピストン。
登山口へは白山中居神社から7kmほど、細めの林道を走ります。全て舗装路で状態は悪くはありません。
駐車場は20台程は置けそうな広めの駐車場。トイレ、東屋、ポスト完備です。

2、石徹白登山口~銚子ヶ峰

本日は久々の山に行ける休日。12時から雨天予報でしたが、どうしても山に行きたかったので一人で石徹白登山口へ。夜明け前、慣れない林道を走っていくと駐車場には誰もいない…。
というか、朝から小雨です。ま、行けるとこまで行きましょう。

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というわけで雨なか山行に出発。420段の石段がお出迎え。

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階段を登りきると生態系保護のためのマットがありました。
余りにも雨でびしょびしょで…効果あるんだろうか。

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開けた広場に出ると樹齢1800年と言われる石徹白大杉とご対面です。
特別天然記念物に指定されており、パワースポットとして観光客も訪れるそう。


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太い幹はどっかりと威厳を放っており、なんだか縄文杉を思い出す。

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ここからは登山道。広場を後にし、ブナ林の尾根取り付きます。


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少々急な坂を何度か登ると登山口から2km地点。

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朝の小雨があがって、木々の隙間から眺望を得られました。

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その先にはおたけり坂。名前の付く坂は急というお約束どおりの坂でした。

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雨宿りの岩屋。雨宿りできそうな空間には岩がはまってて、雨宿りできそうでない。

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登山口から3km。

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足元にはギンリョウソウが育っていました。

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透き通った色、不思議な形といい、植物には見えないギンリョウソウ。
不気味と神秘的の間みたいな子だけど、見つけると嬉しくなる。

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避難小屋に到着。小屋の前の椅子で朝食としました。

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避難小屋前に神鳩社跡の祠と標識がありましたが、これかしら。

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林を抜けると笹原が広がる稜線に出ました。天気がよければ正面に1748m峰が見えて楽しい稜線歩きですが、やっぱりガスが…。

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急坂を上ると、母御岩。

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振り返ると、歩いてきた稜線が雲に飲みこまれていくところでした。

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今回の山行で唯一はっきり見えたピーク、1748峰。登ったら一度下って、銚子ヶ峰にゆるやかに登り返します。

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サラサドウダン。

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銚子ヶ峰に到着。ここは別山が見える絶景ポイントですが安定のガス加減。
まぁ分かってたことなので、雨は降ってないしともう少し進むことにしました。

3、銚子ヶ峰~三ノ峰

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ここからは一ノ峰、二ノ峰、三ノ峰と、1、2、3と縦走します。
花の白山らしく、さっそくササユリとニッコウキスゲがお出迎え。

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銚子ヶ峰から先は人通りが少なくなるのか、登山道には刈られた笹がまだ青々としていました。

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登り返して一ノ峰に到着。

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二ノ峰へ。これは是非とも晴れで歩きたい稜線…!

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二ノ峰に到着。

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ついに天気が崩れ、小粒の雨が降ってきました。

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足元にはゴゼンタチバナ。

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ハクサンフウロ。

…小雨ですが花が多すぎて一向に進めない!と贅沢な悩みをしてると、ザアアー!
本格的に天気が崩れてきました。大粒の雨の風に泣く泣くカメラはザックへ。撮影は諦め進むことに集中します。
風も強くなってきて指がかじかむ寒さ。ここまで誰にも会っていないのもあって、なんだか孤独になってきました。今日、この辺りの山を登ってるの私だけなんじゃないだろうか。

鞍部に到着したら登り返しになります。いままで笹薮オンリーでしたが、避難小屋直下は、ガレ場も混じるのでスリップ注意。

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最後に雪渓がありましたが、雪渓下部を歩けるので問題なし。

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真っ赤な外観の三ノ峰避難小屋に到着。やっぱり誰もいない。
寒いのでお湯を沸かし、一人きりの山頂ティータイムとしますが、天気はどんどん悪くなっていく。風がうなり、屋根は雨に強く打ちつけられています。ここから三ノ峰山頂は往復10分。どうせ景色は変わらないし、ここまできたらほとんど登頂したようなものだろうということで、山頂はやめて一刻も早く下山することとしました。

人の気配は皆無で怪我するわけにはいかないという緊張感、さらには樹林帯に入ってからの登山道は雨水で川となっており、気疲れすごい。
やっとの思いで登山口駐車場に戻ってくると相変わらず車はおらず、やはり貸し切り山行立だったようです。

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そんなわけで、今回の山行で撮影できた花たちでしめようと思います。
左上から カラマツソウ、アカモノ、キンポウゲ、マイヅルソウ、ゴゼンタチバナ、ササユリ、ニッコウキスゲ、ギンリョウソウ、サラサドウダン、ヨツバシオガマ、ツバメオモト、?、ハクサンフウロ、グンナイフウロ、ツマトリソウ、?