九州遠征登山第6段は由布岳。
双耳の峰を東西につきあげる独立峰で、麓の由布院盆地からはその独特な姿を拝むことができます。
独立峰らしい開放的な眺望、岩場歩きを楽しめる御鉢巡りと、満足感のある山行になりました。
*九州遠征のまとめはこちら
<コースタイム>
6:52正面登山口=8:26マタエ=8:51西峰=9:46東峰=11:24登山口

1、アクセス

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正面登山口はやまなみハイウェイ沿いにあります。登山口の右側の駐車場は有料。

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道路を挟んで向かいの駐車場は無料です。GW中、6時半到着で8割程度でした。
駐車場にはあずま屋とトイレがあります。トイレは水洗ですが紙がないので注意。
また、水道は飲用不可で自販機もありません。

2、樹林帯の前半

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九州一人旅も実質残り2日。本日も快晴の中のスタートです。
登山口から由布岳に取り付くまで、緩やかな草原帯を歩いていきます。

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由布院盆地から眺めるとその双耳が特徴的な由布岳でしたが…

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正面登山口から眺める由布岳は、豊後富士の名にふさわしい均整のとれた姿です。
今回の旅では薩摩富士(開門岳)に続き、富士山2座目。

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合野越までは、新緑眩しい樹林帯を北へ北へと登っていきます。

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掠れた案内板。

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まだまだ麓なので、まっすぐ登っているとはいえ緩やかな道のりです。

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しばらく進むと足元に転がる岩もなくなり更に歩きやすくなりました。

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途中からつづら折りの道になり、何度も何度も折り返して少しずつ標高をあげていきます。

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植生が変わり、木々が少なくなってくるとご褒美が。

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眼下に広がる由布岳南側の展望。奥には九重連山と涌田山も見えています。
黙々と登っていましたが、思わず立ち止まってしまう景色でした。

3、岩の後半

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いよいよ山頂が近くなってくると、登山道は一変。突然岩が転がる急な上りになります。
今までの緩さはなんだったんだ…。

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最後は青空に向かって直登です。

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ようやく登りきると、西峰と東峰の分岐となるマタエに出ました。
西峰は最高峰で鎖場、東峰は難所はなし。今回は西峰から右回りします。

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マタエから見下ろす眺望。急坂に乱れた息を整えたら西峰に向けて出発です。

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初っぱなから派手な見た目の岩場でスタート。
いくつか鎖場があるので手を使いつつ登ります。

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最後は西峰核心部の障子戸と言われる岩。
トラバースするように鎖がついてますが、地元の方に左から登れるよと言われたのでよじ登りました。独立峰だけに高度感はありますが、手掛り足掛かりはしっかりしていて楽しかった。

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そのまま火口淵を登って西峰に登頂。

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東峰に続くお鉢を眺める。
左下のギザギザがゴジラの背と言われる岩場です。

4、お鉢廻り

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地元のおじいちゃんが案内してくれるということで、さっそくお鉢廻りへ。

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よく滑る砂地の急坂を最低鞍部まで下りていきます。

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いよいよ核心部のゴジラの背。名前の通りいくつもの岩が連なっているギザギザの場所。
鎖はないので、慎重に岩に上ったり下ったりトラバースしたりしながら進みます。
木々が繁ってるせいで高度感は控えめなので、岩の楽しさに集中できる。

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歩いてきたゴジラの背と西峰を振り返る。

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ぐるっと回ってきたので、由布岳東側の景色が見えるようになりました。
左の山は鶴見岳。奥には別府湾が見えてます。空気が澄むと四国の山まで見えるらしい。

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鶴見岳からの稜線もなかなか気持ち良さそう。

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さて、ここからは登り返し。
所々岩を登るところがあったり、岩の隙間を跨いだり、華やかな道のりです。

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東峰に到着。

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東峰から由布岳北側・ゴジラの背を振り返る。スリルのある御鉢巡りだったなぁ。

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東峰から西峰を眺めると、山頂は人で賑わっているようです。
御鉢内部の崩落した場所は熊本大地震の影響らしい。

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西峰のとりつきと障子戸。岩に登ってる人が見える!

東峰からマタエまでは安全な下りです。
その後も続々と登ってくる方たちに挨拶しながらのんびり下山しました。


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ネットでその姿を見て一目ボレ、百名山ではないけど絶対に登ろうと決めていた由布岳。
道の駅に着いた時、湯布院を通過する時、登山口に着いた時と、姿を見かけるたびに笑みがこぼれちゃう感じでした(病気)。登ってみて、お鉢廻りの面白さ、開放的な眺望と、さらに好きなお山になりました。