各務ヶ原アルプス全山縦走!ということで、岐阜県各務原市の里山を繋いできました。
距離は約17㎞と長距離ですが、アップダウン控え目、道は良しと、程よい疲労感と充実感があるルートでした。

<コースタイム>
6:50伊吹の滝=7:35各務原権現山=08:05芥見権現山8:20=8:58桐谷坂峠=9:20向山=9:50須衛山=10:31岩坂峠=11:00金山=12:00迫間山=12:23明王山13:09=13:35城山(猿啄城)14:00=14:11登山口
久々の里山登山。今回は伊吹の滝から猿啄城まで各務原アルプスを歩き通します。

縦走につきものの車の回収問題は、市街地にある山だけあって電車+徒歩で解決可能です。
が、今回は仲間に甘えて予めゴールに車を置いておく楽々プランでいきました。

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スタートは伊吹の滝、安全祈願して出発です。
里山と言えど登山は登山。まずは標高稼ぎで、広くならされた道をつづら折りで登ります。

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北山展望台に着くと一段落。
展望台からは曇りがかった朝の景色。遠くにはうっすらと名古屋のビル郡も見えました。

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こちらは道中の展望スポットからの景色。
山と街が当たり前にに共存していて面白いなぁと思います。

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最後に長い石段を登り、多度神社の鳥居をくぐると…

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一座目、各務原権現山です。

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向こうに見えるのは次の目的地、芥見権現。
最初の2座は、休憩区間(平行移動)なく、上り→下り→上りとなる頑張りどころです。

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巻き道と直降の分岐点。
どちらでも構いませんが、今回は右の直降コースを選びます。

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里山だとなめてたら、気を使う必要のあるレベルの急坂でした。落ち葉で滑りそう。

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100mちょい落として、芥見権現の登山口に到着です。
スタート地点より標高は高いので下りきった訳ではない。でも、登山口に着くと、二度目の登山って感じがする。

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まだまだ元気なので、さくっと落とした分を登り返し、2座目の芥見権現山。

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同年6月にはこんな感じで建物があったのですが、何があったのか、ベンチだけになってました。

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暫くは体を休ませれる緩やかな稜線歩き。
桐谷坂を目指します。

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標高を下げると権現山登山口に到着。
舗装路にぶつかるので左手に進みます。

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県道を横断して、向かいの祠の横から再び山に入ります。
地味に交通量が多くて驚きますが、向こうも山から人が出てきて驚くんだろうな…。

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桐谷坂からは分岐を右へ。ここが二つ目の頑張りどころ。

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それなりに坂を登ると、 3座目の向山。
ここまで上がってしまえば、暫くはまた緩やかです。

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向山見晴台。向山より標高が高い。

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目の前にはこれから辿る稜線が。
最奥の鉄塔がゴール一つ手前、明王山かな。

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楽々っと4座目、須衛山。
ここから下りに入ります。

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鉄塔のある中間点。
開けていて展望もいいので小休憩に最適。

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岩坂峠まで下りたら再び登り返し。
双子岩はどれのことか分からず。

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一部岩混じりの上り道に少々疲労を感じつつ、5座目の金山に登頂。

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金山では、巨大な反射板が圧倒的な存在感を放っていました。
ここから暫くはアップダウンどころか平坦な道も多いボーナスステージです。

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自称・日本一眺めがいい、大岩見晴台に到着。
乗鞍や御岳が見えるらしいですが、春霞ですかね…(12月)

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迫間不動を目指しどんどん進みます。

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ゆるゆる下って四ツ辻。
山の交差点って表現が素敵。

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明王山の鉄塔もだいぶはっきり見えるようになってきました。

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さて、最後の頑張りどころ、迫間山への登り返しが始まります。

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階段に苦しみつつ上がると迫間城

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その先を進むと、迫間不動の裏手に出ました。鼻が長いから天狗様かな?

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歩いたとこを振り返ったところ。
からの参拝、失礼しました。

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暫く舗装路を歩いて…

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いよいよ本日のクライマックス。
登頂直前あるあるの階段です。

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最高峰、明王山に到着。
ずっと鉄塔を目指してたので気分はゴール!

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振り返れば今まで歩いた稜線。
里山とは思えないいい景色です。

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そして、目線を落とした所にひっそりとお城が。あそこが猿啄城のある城山。本日の本当のゴールです。

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もう上りがないので気分は消化試合。
るんるん下ってると、あれ…??

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お城じゃなくて、城風の展望台やん!
視力悪いから、近づくまで岐阜城みたいなの想像してました…。

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でも展望台から眺める景色はなかなか。
涼しい風を感じつつ、山と木曽川を見下ろしました。

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展望台で充実感に浸ったら、階段を使って一気に下山。無事歩き通せました!

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各務原アルプス縦走、チェックポイントが多く、上り下りの間に緩やかな区間もあるので、距離のわりに歩きやすく楽しい道でした。