霊仙山(りょうぜんざん・1038.5m)に登ってきました。
石灰岩で構成され、なだらかな山頂部にはカルスト地形が広がり、独特な景観をもつ山です。
ルートは榑ヶ畑に車を置き、今畑コースで上り、榑ヶ畑コースで下りる、左回り周回です。

<コースタイム>
7:23榑ヶ畑登山口=7:47汗拭峠=8:22落合=8:34今畑登山口=10:09近江展望台=11:07最高点=11:20霊千山12:15=12:33経塚山=12:53お虎ヶ池=13:46汗拭峠=14:05榑ヶ畑登山口
今回のスタートは榑ヶ畑登山口です。
霊仙山登山口は、ポストあり、トイレなし。駐車スペースは10台ほどです。

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樹林帯には、昔、集落があったことを思わせる石垣が所々に残っていました。

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山小屋かなや。今の時期は営業してないのかひっそりしています。
周りの雰囲気と相まって廃墟みたい。

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少し進むと汗拭峠、周回ルートの分岐点です。
汗拭峠~落合間は急なので、左回りの方がお勧めだそう。(右回りだと最後に急登)

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確かに急ですが、下りきってしまえばゆるゆると沢沿いを歩くだけ。

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整地された道に出ると…

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落合に到着です。こちらも廃村。加えて、相変わらず誰とも会いません。
建物がしっかり残っているのに人の気配がなくて、時間が止まってるような違和感。

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立派な神社もありました。

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暫く舗装路を進むと、左側に今畑登山口です。

2、今畑コースで山頂へ

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登山口から約10分進むと、本日3つめの廃村、今畑集落にでました。
この廃村は、家屋や電柱が残ってるものの痛みが酷く、なんだか生々しい感じ。

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お風呂に台所?普段なら登山客で賑わってるのかもしれませんが、今日は皆無。
そのせいか、廃墟独特のひっそりした、それでいてぞわぞわする雰囲気にすっかり飲み込まれてる気がする。

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廃村の中を通り抜けたら、気を取り直して標高を稼いでいきます。

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樹林帯の奥、ピーク(≠山頂)が見えてきました。

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まずは見えるピークの取りつきまで進みます。

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道に岩が混じってきたなぁと思いつつ林を抜けると…

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これぞ霊仙!岩柱群が広がっていました。
雪はすっかり溶けたようで地面はぬるぬる。結構急なので、一歩進むと半歩下がる。

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岩柱の中を上っていきます。この辺は密集しすぎて岩場に見える。

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とにかく、視界いっぱいに岩柱が広がり圧巻です。何度も立ち止まっちゃう。
こういう地形をカレンフェルトというらしい。

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左手には大きく琵琶湖が広がっていました。

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ぬるぬるに苦戦しつつ、ピークを上りきると近江展望台。いい稜線です。

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稜線の先には、なだらかなカルスト台地が広がっていました。

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岩柱群も健在で、一見、雪のようにも見えます。

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緩やかな坂を上り…

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まずは最高点に到着です。

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山頂に向かって歩き出すと、鹿の群れが疾走していました。

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無事に霊仙山に登頂です。
ぽかぽか陽気、無風なので、12月ですが山頂で昼食をとりました。

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眺望は360度のパノラマ、奥には琵琶湖が広がり気持ちの良い山頂でした。

3、榑ヶ畑コースで下山

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帰りは榑ヶ畑コースです。まずはお隣のピーク、経塚山へ。
昼食場所候補だった避難小屋が見えます。

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カルスト地形の中を歩いていきます。

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道中の池はカチカチに凍っていました。

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8合目、お虎ヶ池。

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山の上とは思えない、解放感抜群の広い台地でした。

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7合目、お猿岩。どれのことだろう…。

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7合目から先は、いよいよ本格的に下り始めるようです。本日2度目のぬるぬるゾーン。

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樹林帯に入っても、落ち葉とぬるぬるのコラボで相変わらず気が抜けません。

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5合目、見晴台。

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葉が全部落ちて明るい林。冬の低山らしくて好きな景色。

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4合目、松林。

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尾根道をのんびり下って…

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あっという間に2合目、汗拭峠に戻ってきました。


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岩柱群みごとな今畑コース、雄大なカルスト台地の中を歩く榑ヶ畑コースと、それぞれ個性的な姿を見せてくれた2つのコース。ピストンじゃもったいない!と思わせるいい周回ルートでした。