北ア憧れの稜線、槍穂高。
今シーズン、予定が尽く雨で流れてしまったので、少しだけでもということで、冬が訪れるギリギリのタイミングで西穂高に行ってきました。
ロープウェイで気軽にアクセス、独標からは次々と岩峰を越えていく楽しい岩稜歩きでした。

<コースタイム>
9:15新穂高RW西穂高口=10:20西穂高山荘=11:27独標=12:42西穂高岳13:00=15:00西穂高山荘15:15=16:10西穂高口

1、ロープウェイで稜線へ

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笠ヶ岳以来の鍋平駐車場。山はもうすぐ冬。夏の連休と違いガラガラでした。

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のんびり8時半ごろにロープウェイ駅へ。
しかし駐車場の空き具合が嘘かのように、観光客で大混雑。まさかの始発逃し…!

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9時の臨時便で山頂へ向かいます。

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標高が上がるにつれ、アルプスの山々が次々見えてくる素晴らしい眺望です。
正面の笠ヶ岳は頭だけ雲隠れなのが惜しい。

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左手には槍ヶ岳。

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あっという間に西穂高口に到着です。
お土産やさん、展望台、登山ポスト、水洗トイレ完備です。


2、お気軽な独標への道

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駅から少し歩くと避難小屋があります。

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内部には登山届の用紙とポストあり。

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暫くは緩やかな樹林帯を歩き…

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岩が混じる道を登って…

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西穂高山荘に到着です。ほんとお手軽登山!

心配してた凍結ですが、岩の影に稀に雪が残ってるぐらいで、道はよく乾いておりいい状態。
少し休憩をとったら稜線歩きスタートです♪

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正面には穂高の岩稜。

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後ろには上高地と焼岳(右)。

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広い稜線をかるーく上がると丸山に到着。

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今日は荷揚げの日なのかヘリが何度も山荘を往復してました。

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次に見据えるは西穂独標。
今日一のガレ場の上りです。

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独標(右)と綺麗な三角形のピラミッドピーク(左)。

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ガレ場を登りきったらいよいよ独標へ。

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独標までは初心者さんも上るためか、これでもかと○×が書かれていて安心です。

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最後に手を使って上ると…

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西穂独標(11峰)です。ここから1峰、西穂高を目指します。

3、穂高の岩稜に足を踏み入れる

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ここからはいよいよ岩稜歩きになります。
西穂高往復において、核心部は独標~ピラミッドピーク(8峰)と、序盤戦にあります。
11峰からは、細尾根を見下ろしながらの急な下りで、ここが怖いなら引き返した方がいいと言われるところ。

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(10峰(中央)を越えて振り返ったところ。)
10峰~9峰は細い痩せ尾根となっており、10峰から見下ろすと頼りなくて高所恐怖症にチクリときます。

そして、写真の先の9峰。足場が悪めのピークを下りると、直後の稜線上に一枚岩が君臨しています。
岩の窪みにつま先を入れて一枚岩の側面を渡る必要があり、技術的には難しくないですが、高度感による恐怖心的には一番の難所です。

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逆にそこを越えたら、ピラミッドピークまではガレ場の登り。転んでも死ぬことはない、安心スポットです。

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8峰。ピラミッドピーク。
中央に見えるのが西穂高岳かな。

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前穂、吊尾根。やっぱ穂高はかっこいい。

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7峰はちょっとした鎖場。
ここからは各ピークは踏まず、飛騨側にトラバースするようになっています。

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道中のたぬき岩。たぬき…?

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振り返って、左が8峰、右が5峰。
全部ピークを飛騨側にトラバースしてます。

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4峰、チャンピオンピークはガレ場の登り返しです。

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4峰からはトラバース気味の下りですが、足がかかりは豊富。


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4峰を振り返ったところ。

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3峰。

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2峰。

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そしていよいよ主峰、西穂高への登りです。

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頂上直下に一ヶ所、一枚岩が埋まった急な斜面がありましたが、ここまで来たら問題なく登れる感じ。

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12時半すぎ、主峰の文字が。

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初の穂高、西穂高登頂です。

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眼下には上高地。

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そして、憧れのジャンダルムへの道。
来年こそはこの先を歩こう。

4、天気が崩れる前に下山

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午後になり、予報通り風やガスが出てきて天気が崩れ始めました。
チャンピオンピークから稜線を見下ろすと誰もいない…。

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トラバース道を歩いて…

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鎖場を降りて…

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丸山付近は、雹に降られながら下山します。

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西穂山荘につく頃にはすっかり雨。
崩れる前に岩場を通過できてよかった!

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帰り道、足元に猫。

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雨に降られつつも駅に到着。
ロープウェイに乗り込むと、最後の最後に天使の光が射してきました。

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帰りは安定の平湯温泉。

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初めての穂高。今年何度も色んな角度から眺めた稜線ですが、来年こそは、槍と穂高を繋いでみせる、そう決心した2018年アルプス納めになりました。