二日目、鳳凰小屋~観音岳~薬師岳~中道です。
一日目、ドンドコ沢~地蔵岳~鳳凰小屋はこちら↓


1、林を抜け出し稜線へ

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鳳凰三山、二日目。鳳凰小屋からのんびりと朝焼けを見て出発です。

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今日は観音岳直通の近道を利用。
大きな岩をよじ登ってすぐ左の梯子から入ります。沢沿いは行き止まりなので注意。

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つくづく2000m越えと思えない景色ですね。
朝っぱらには、なかなかな急坂でした。

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樹林帯を抜けると突然視界が開けて、広がる白の大地。
鳳凰三山の醍醐味、稜線歩きのスタート!

2、鳳凰の白く美しい稜線

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昨日は展望皆無でしたが、今日は上部に被さる雲を除いてまずまず。
青木鉱泉方面を見ると市街地が近い!鳳凰山が南アルプスの主脈から離れてるせいでしょうか。

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地蔵岳を振り返ると、昨日訪れたオベリスクがひょっこり突き出していました。
起伏のある真っ白な稜線に岩と木々が模様を紡ぎ、本当に美しい稜線です。

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本日は敬老の日。紅葉のピークまでもう少し。

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ザレ場や岩交じりの道が続きますが、踏み固められており歩きやすい。
景色もいいし歩きやすいし良い稜線です。

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鳳凰三山二つ目、観音岳に到着。
観音岳は鳳凰山最高峰。その頂は大きな岩が積み重なっています。

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三角点は岩の陰にひっそりと存在してました。

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山頂に巨大な岩があったのでとりあえず足を投げ出しておくやつ。
地蔵岳~観音岳間の稜線は割とアップダウン多めな感じです。
奥に甲斐駒や仙丈ケ岳が見えるそうですが、今日は頭にすっぽり雲をかぶってました。

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薬師岳への稜線はなだらか。その稜線の先にはあの山の姿が。

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ふ~じ~はにっぽんいちの~やま~♪
ちなみにこの童謡、小学生で必ず習う歌だと思ってたけど山友さんは知らないらしい。
日本の象徴の山なのに…。

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観音岳からの景色は、草木の鮮やかな色、南アの青さ、花崗岩の白と非常に鮮やかでした。

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適当なお立ち台を見繕ってノルマ達成。
曇天なのでモノクロでごまかしておきます。

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山頂を降り、ザレ場をトラバースしながら薬師岳へ。

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カンノンジゾウの案内。

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広い広い砂地につくと薬師岳に到着です。

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これで鳳凰三山制覇!
晴れてればここから北岳が見えるそう。

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南側の展望。

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観音から見えてた尖りはこれかな?

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砂地の奥、山頂付近は立ち入り禁止のようでした。

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山頂付近は赤、黄、緑の秋らしい色合い。

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最後に富士山を眺めて下山開始です。

3、とにかく長い中道登山道

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さて、ここからはwikiにさえ「下りに利用されることが多い」と明記される中道。
高原地図では山頂から登山口まで3時間20分と書いてあるだけ。
他の山なら「笹原が広がる」「急坂」とか添えてあるだろうと思うと、この投げやり加減は不安になってくる…。

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とにかく下山開始です。稜線を降りてすぐはハイマツの中をガシガシ下る。

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あっという間に樹林帯に突入です。
展望に恵まれるのは、夢のように短い時間。

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色づく樹林帯を抜けると、そこは奥多摩でした。

薄暗いし、急だし、とにかく長いです。さすが標高を1700m落とすだけのことはある。

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唯一地図に掲載された中道の見所、御座岩。

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相変わらず樹林帯が続く。
変化に乏しすぎて、苔むしてきたことに新鮮味を感じたら次はずっと苔が続く。

景色も斜度も変化がない…。上ってくる方は罰ゲームでも受けてるんでしょうか。
声を掛けたら「(ここまで)ずっとこんな感じです」と恐ろしい宣告をされました。

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それでも、暫くすると斜度はともかく、景色は変化。解放された気分!

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しかしここも長かった
振り返ると延々と登りが続いています。先ほどの登山者の苦しさに合掌。

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笹ゾーンは、よく滑る笹や木の根が罠のように仕掛けられてるので油断できません。

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ようやく笹原を抜けました。

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さらに下ったところに薬師岳への標識。

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近くには廃屋がありました。

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こっちの建物も人の気配がない。登山口に2件も廃墟とか怖すぎです。
昼だからいいけど夕方だったら怖くて泣くと思う。

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中登山道入り口に到着。下り続けの3時間強でした。
標識は手書きで6時間30分と書き換えられ、ここを上ってしまった人の苦しみだとか苛立ちを感じます。

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「急登ですので、体力に自信のない方は無理をせず引き返しましょう」
ここから登ったらトラウマだろうな…。

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しかし、ほっとしたのも束の間、青木鉱泉までの林道も地味に長い。
時間の割に長く長く感じ、「南アルプス=樹林帯が長い」を心行くまで味わえました。


鳳凰山の3つの頂を結ぶ稜線は、今までの山行中でもベスト3に入る美しさでした。しかも快晴であれば、南アルプス、富士山、八ヶ岳、丹沢を一望できるらしい。
次は展望を求めて快晴の時に登りたいと思います。