笠ヶ岳からの下山(笠ヶ岳~抜戸岳~鏡平)です。
一日目、笠新道~笠ヶ岳山荘は下記です。

抜戸岳から北アの名峰を一望

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笠ヶ岳登山二日目。自炊室にて朝ごはんを食べて出発です。

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最後に山小屋前の双眼鏡から槍ヶ岳を覗きました。

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なんと穂先に登ってる人々が見える!いいなぁ。
なかなか登るタイミングが合わない槍。
いっそ北アの百名山を制覇してから最後に仕留めに行こうかと思います。

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あらゆる角度から槍を眺めて最後に登るっていい感じやんと心に決め、笠ヶ岳を後にしました。
さよなら~!

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杓子平の分岐まで戻り、その先へ。稜線にはハクサンイチゲとミヤマダイコンソウ。

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そしてあっという間に抜戸岳。
ただのピークハントのつもりだったのですが、なんと…

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裏銀と折立の山々が一望!
登りたい山ばかりなので、暑さも疲れもふっ飛び思わず歓声!贅沢すぎる!笠ヶ岳周回万歳!
特に鷲羽水晶は昨年流れた企画でもあるので今年こそ行きたいと願っております。

カールと稜線を辿り弓折岳へ

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抜戸岳に踏破し、次の目的地は弓折岳。
振り返ると、笠ヶ岳は青々しく、相変わらず端正なお姿です。

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人の気配がないところにポツンと立つ標識。ノスタルジックだなぁ。
ここからは稜線から外れカールを下ります。

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下って振り返ると秩父岩と雪渓と花畑と飛行機雲。夏って感じ!

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秩父平の雪道はなく、アイゼンピッケル不要でした。

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秩父平のパノラマ。
こんなに雄大なのに人通りが少なくひっそりしてるのが、秘密の場所っぽい。

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稜線を下りたと思ったら、秩父平のその先はまた稜線歩きでした。

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槍がどんどん近づいてきます。
無名のピークから、西鎌尾根と北鎌尾根と槍。

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後ろでは焼岳が今日も元気に噴煙をあげてました。
焼岳は初めてのアルプスなのになぜか単独で行っちゃった山。山頂が硫黄臭いんだよなぁ…。

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さて、そろそろ弓折岳かな?と爽やかな気分で行く先を眺めると…結構上り返す感じ…?

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目の前の大ノマ岳の山頂を巻くと、ぐずぐずの雪渓下り。
灼熱の太陽に負けず、小さな雪だるまちゃんがおりました。

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双六小屋の後ろのは野口五郎岳かな?

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雪だるまといい、お花といい、太陽の元、元気で凄いなぁ…。
下界は相変わらずの猛暑日。山の上でもとにかく暑い。
下りの途中、わずかな低木帯に日陰のありがたさを実感しました。

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目の前にピークを捉えつつぐいぐい下ります。うん、結構上り返す感じですね。
あれは弓折岳じゃないと逃避し始めた頃…

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ほら、登るんだよと現実をつきつけられました。弓折どころか心が折れる…。
太陽にジリジリと肌を焼かれ、上がる体温にサウナを思い浮かべつつ一歩一歩。

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もはや無言になりながら弓折岳登頂。
もう登らなくていいんだと思うと涙が出そうです。

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山頂からは双六の後ろに鷲羽が見えました。

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やっとの思いで双六と鏡平の分岐に到着すると下には鏡平山荘が見えました。
今まで静かな山歩きでしたが、双六に行く人とも合流して賑やかになりました。

鏡平から小池新道で下山

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トラバースするかのようにぐるーっと降りると鏡平山荘に到着です。
かき氷とカレーが名物らしい。水も有料ですが補給可能です。
外来用トイレはきれいでした。

山奥の湖畔にある山荘ということで行ってみたかった場所。
アルプスの山並に囲まれ、開けてるのに山に閉じ込められている…、なんとも言えない雰囲気でした。

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近くには鏡のような池があります。天気がいいと逆さ槍が見えるらしい。

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山荘について気分はゴールでしたが、またまだ3時間近くあります。
小池新道といわれるこの道は、笠新道より緩いですがひたすら下り。

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熊の踊り場らしいですが、暑いせいか熊はいそうにもありません。

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日当たり抜群の中とにかく下り続けます。

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沢の本筋にぶつかり奥丸山との分岐を通過すると林道歩きになりました。

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わさび平小屋に到着。思わずベンチに座り込む。もう疲れた…。

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しかし砂利道とアスファルトの林道は延々と続きます。
足の裏が痛くてもう歩きたくないと強く思いました。

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新穂高センターに到着する頃には、40分登って鍋平駐車場まで戻る気力は消え失せていました。
元気な仲間の一人が車をとってきてくれました。本当にありがとう…!

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下山後の温泉はひがくの湯にお邪魔しました。
露天風呂オンリーで、洗い場も外にある開放感抜群の温泉でした。
湿布が用意されてたり、うまい棒食べ放題だったりサービスがすごい。
そして、至るところに手造りラミネートが付けられ、なかなか面白い雰囲気でした。
飛騨牛コロッケ定食はコロッケが熱々で非常に美味しかったです。


アプローチが長いからか、縦走に組み込みにくいからか、北アにしては人が少ないという笠ヶ岳。
同じ道を歩きたくない、鏡平に行きたいと我儘プランにしたら2日で35キロ越えとなかなかの距離になってしまいました。
猛暑と相まって体力的には辛かったですが、要所要所の絶景が素晴らしく、本当に行ってよかった!
是非、こなしの百名山とか言わずに登りに行ってほしい、お勧めできる山でした。