夏にドライブウェイ利用でハイキングしてきた伊吹山(1377.31)。
下からまっすぐ登る登山客の姿を見て「いつか登ろう」と思った上野登山口ピストンに挑戦してきました。
伊吹山は1000m級の低山にも関わらず、伊吹おろし(季節風)の通り道となっており、とにかく雪が多い!
特に山頂は、あらゆるものに立派な霧氷が付き、白一色の世界が広がっていました。

<コースタイム>
8:38伊吹登山口(三之宮神社前)バス停=09:05一合目=09:22二合目=09:54三合目=10:11四合目=10:21五合目=10:42六合目避難小屋=10:53七合目=八合目11:28=11:49伊吹山12:17=13:00六合目避難小屋=13:56一合目=14:16伊吹登山口(三之宮神社前)バス停

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帰省のついでにやってきました伊吹山。
公共交通機関のアクセスもいい感じで、名古屋→大垣→近江長岡と主要駅から乗り換え一回。
近江長岡駅にて電車を降りると、堂々たる量感をもって登山客を迎えてくれます。
独立峰ではないのですが、冠雪したその姿は富士山のような立派なお姿。

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駅を出てすぐの所に昭和チックな香りのするバス停。
ここから片道360円、20分程バスにのります。
自分は電車で寝過ごして乗れるはずのバスに乗れなかったので、タクシーに相乗りさせてもらい片道1800円を割り勘しました。

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伊吹登山口バス停のそばには冬季も利用できる水洗トイレがあります。
バス停すぐ裏、神社の横が登山口。
ここからは標高差1160m、ずっと登りっぱなしの旅の始まりです。

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さっきの門とか「歓迎」の文字とかいちいち昭和っぽい。

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1合目までは樹林帯を九十九折りで登ります。
土の道に岩が混じっているタイプの道で、個人的に一番好きじゃない道。

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1合目に到着すると、一気に展望が開けます。
しっかり積雪していますがよく踏まれていて、ワカンは必要なし。
雪は湿っぽいですがキュッと踏むと締まる感じなのでアイゼンも必要なし。

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ツボ足で登っていきます。振り返ると真っ白な平野と琵琶湖。

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2合目。再度、樹林帯に入りながらゆったりと標高を上げていきます。

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3合目。いよいよ伊吹山山頂を拝むことができました。
よく見ると頂上まで一直線に上がっていく登山者の姿が目視できます。
3合目にはトイレと東屋がありますが、トイレは冬季休業中。

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雪の世界で真っ赤な実がきれいでした。
3~5合目はまた樹林帯に入りながらのゆったり上りが続きます。

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5合目。ベンチがあります。
次のポイントは、写真中央の6合目避難小屋。

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気持ちきつくなった傾斜を登ると6合目避難小屋。
しばらく平らな場所がないので、休憩ポイントかつ、アイゼン装着ポイント。
自分も一応アイゼンを装着。今シーズン初アイゼンです。

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木々もなく展望抜群!ですが、なんていうか果てしない…

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ただっ広い雪原を登りきると霧氷の森に突入。

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真っ白な木々と展望に励まされながら黙々と登ると、だんだん無心になってきます。

8合目まで登るとベンチがあり、久々の休憩スポット。
周りの方がピッケルを準備しだすので自分も持ってみます。

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山頂直下はトレースが樹林帯コースと直登コースに分かれていました。
知らず知らずのうちに直登コースを進んでしまう自分。
急な登りを、トレースも薄いので、ズボズボ雪に足を埋めながら登っていきます。

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終盤の気持ち緩くなったところでこんな感じの角度。
ここまで急登だと逆に楽しいやつです。

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頂上直下のきつい登りを越えるとハイキングコースに合流。
もふもふした雪原が広がります。

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伊吹山寺山頂本堂も、霧氷に覆われ真っ白。その姿は精巧な雪像みたいでした。

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伊吹山山頂に登頂。
ハイキングの登頂もいいけど、苦労した登頂も達成感があっていいよね。

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伊吹山のシンボル、ヤマトタケルノミコト像は、厚い霧氷に覆われて拝見することができませんでした。

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登山口側の展望は市街地と琵琶湖。

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反対側は山脈。

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ロープには、バームクーヘンみたいに霧氷が丸く層を作っていました。

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全てが雪と霧氷に覆われとにかく白い山頂。

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広く広がる山頂には、風の芸術、シュカブラが見られました。

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シュカブラその②

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頂上にいくつかある祠は、形を残したまま、真っ白になっています。

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一方、柱や柵には手の平よりも大きなエビのしっぽがついていました。

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伊吹山の一等三角点。ピッケルの横にあるやつです。

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標識もこの通り霧氷に覆われてます。

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散策を終え、下山を開始すると晴れてきました。
地面にも霧氷ができており、雪原に咲く雪の花みたい。

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振り返って。木々も建物も霧氷のせいで作り物みたいです。

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草原の霧氷はもっこもこ。

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そして、さっきの直登。
シリセードするかしないか悩んだけど「落ちるよ」と言われたので素直に樹林帯コースへ。

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樹氷が何度見ても飽きないぐらいにモフモフです。
見た瞬間「カリフラワーだ」と思いましたが、登って来る方も「カリフラワーみたいやね!」と言ってたので、カリフラワーの森と名付けよう。

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霧氷に覆われた枝。

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木の幹からは氷の芽が生えてきたみたいでした。

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最後の最後に快晴と霧氷をいただきました!

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帰りは人がいない所を探してヒップそりで下山!
と、思いましたが、雪がまだ柔らかくてあまり滑れませんでした(笑)

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3合目公衆トイレに着いたら、今は営業してないゴンドラ駅やホテルに寄り道。
伊吹山三合目765m標識と伊吹山です。
怖がりの自分には、建物の方は廃墟感が怖くなり写真を撮れませんでした…。

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帰る頃にはコーヒー牛乳の1合目~登山口。
雪山登山ってだいたいスタート時点から積雪してるので新鮮です。
とにかく分かったのは、冬靴だと一般道の下山が歩きにくいってこと。

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バス停がある三ノ宮神社まで下りてきました。門松があって、いい感じに年末感。


伊吹山は、広大な雪の斜面をひらすら登り、頂上にたどりつくと霧氷やシュカブラと言った伊吹おろしの芸術が待っているという登頂が嬉しい山でした。
人もたくさんいるので、雪山初心者でも比較的安心して登れる山だと思います。

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2017年もこれで登り納め。
今年は、山のサークルさんにも参加させていただき、百名山、縦走、雪山、鎖場と山の様々な楽しさを経験しました。また、何より山仲間に恵まれ、バカを楽しんだり、共にヤマキチを付き進んだり、毎月のように新しい出会いがあったりと、とにかく人と登ることが楽しい1年でした。
山仲間さんに感謝しつつ、来年もたくさん登っていきたいと思います♪