草津白根山は積雪時限定で本当の頂上(2171m)を踏むことができると聞いて、年の終わりも近づく12月、登ってきました。前回は規制で行けなかった草津白根山のシンボル・湯釜も見れて満足の1日となりました。
<コースタイム>
白根火山ロープウェイ山頂駅10:22=10:41白根レストハウス10:53=11:07湯釜11:14=11:25白根レストハウス11:36=13:10草津白根山=14:00白根火山ロープウェイ山頂駅
夏に殺生河原から周回した時の記録はこちら↓
 
草津白根山は、雪がない時期は車で殺生河原やロープウェイ山頂駅まで上がれるのですが、冬は通行止め。1つ下の天狗山駐車場からアクセスです。

8時半、天狗山からリフトに乗ろうとカウンターに行くと問題発生。登山客は乗せられないので、殺生河原までのシャトルバスを利用して、そこからロープウェイに乗ってくださいとのことでした。そして、そのシャトルバスの始発が9時半…
登山者に優しくない…!

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こうして1時間の待ち時間ができたので、少しでも楽しもうと、ヒップソリを持ってすぐ目の前の天狗山ゲレンデへ出向くことになったのでした。

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今シーズン初滑り!ゲレンデは登山道とはまた違う滑り心地。速いです。

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9時半、やっとシャトルバスが来て、殺生河原駐車場(白根火山ロープウェイ山麓駅)に到着です。

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メリークリスマス✨🎄✨

せめて帰りは歩こうかなーとロープウェイの受付に行くと「登山者(歩き、ソリ)の下山はできません」ときっぱりやっぱり登山者に優しくない…。

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そんなわけでロープウェイ往復1500円です。

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山頂駅につくと、木々はまだ青いですがしっかり積雪してました。

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気温はマイナス9度。雪山登山のために買った新装備、ソロイストフィンガーをウキウキで試します。
コスパがよくて温かいと評判のこのグローブ、評判通りいい感じ。
人差し指が独立なので違和感もほとんどないし、何より中がモコモコで手を入れた瞬間から温かいのがうれしい。

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まずは湯釜に向かいます。
逢ノ峰を通るハイキングコースを歩きたかったんですが、見落として舗装路を歩くことに。

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国道とぶつかると白根山レストハウスです。
ここから白根山に登れるらしいのですが、今回の目的は湯釜の見学。

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さらっさらの新雪を踏みながら、湯釜方面に延びる道をまっすぐ進みます。
積雪は40cm程。雪に足を取られながら歩くこと15分。

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突然目の前に広がる青い湖。湯釜でした。

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湯釜は強酸性の火口湖で厳冬期でも凍結しないそうです。
雪の中に静かに広がるその青さは思わず引き込まれる美しさでした。

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山麓駅まで戻ったら、次なる目的、本白根山へ。
リフト右側の樹林帯から取りつきます。

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こちらは湯釜よりはトレースがしっかりしているものの踏み抜き地獄。
場所によっては80cm程吹きだまっており、とにかくズボる!

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しばらく樹林帯を歩くと、突然木々が無くなり、大きく広がる旧噴火口、空釜が姿を現します。
空釜の向こう、左のピークが前回踏んだ本白根山展望所。

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視線を右にずらし、奥のピークが前回寄らなかった遊歩道最高点。
寄らなかったが故に、仲間に散々「草津白根山、登頂してないじゃん」とからかわれた個人的には曰く付きの場所です。
夏道は写真にあるように、火口の内側をトラバースするように火口を回り込みます。

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が、冬はそのまま火口を形成する稜線に直登です。

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目に見える分を登りきりましたが、本白根山の山頂はまだまだ先。

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稜線を歩いていきます。松が繁ってるので道が狭いです。
自分は踏み抜きで困りましたが、スノーシューの方は松の木を避けるのが大変そうでした。

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空釜が本当に美しい…
頂上直下は樹林帯の中を、枝を避けながらやや強引に登ります。

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そして、ついに本白根山登頂!
標識はなくピンクリボンのみ。木々が茂る狭い山頂なので写真ばえはいまいちですね。

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とりあえず2171mを踏んどきました。
これで草津白根山、本当の意味で登頂!

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山頂からの展望。
反対側(遊歩道最高点)から登ってきた方から「道が酷い」と情報が入ったので素直にピストンすることに。

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ロープウェイ山頂駅に戻ってきたら、青葉レストランで味噌ラーメンを頂きました。

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下山後の温泉は、西の河原露天風呂へ。ロープウェイのチケットによる割引あり。
なんとなく選んだ温泉でしたが、ここの温泉がこれまた強烈に印象にのこる温泉だった。

まず、公園の中にあるのですが、意外と距離があり、真っ暗&凍結した坂道と、登山より気を遣う道。
そして、道から男湯が丸見えというオープン加減。なんだここは…。

肝心の内部はというと、洗い場はなく、脱衣所と露天風呂が1つとシンプルな造り。
しかし、この露天風呂がとにかく広い!さすが草津温泉で一番大きい露天風呂です。
湯質は強酸性で、草津温泉の中で塩化ナトリウム含有量がNo.1らしい。

単純に凄い温泉なんだと思ってると、脱衣所で「痛いー!」と泣き叫ぶ子供。
温泉で痛いだなんて風呂ギライかなぁと微笑ましく思いつつ、自分も湯に浸かると、乾燥肌と雪焼けがヒリヒリ……、いや、痛い!熱い!

まぁ傷口に塩塗ってるようなもんだもんね。温泉に浸かり痛みに耐えるというレアな体験をしました。
しかし、痛みを通り過ぎると、冬だというのに半身浴でもぽっかぽかになるお湯で、広さによる解放感も合わさって、のんびり浸かるのにいい温泉でした。

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風呂を上がる頃にはすっかり日も暮れ、公園内を川のように流れる温泉が、にライトアップされてました。このセンス、綺麗というより毒々しい

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冬の草津白根山、情報が少なく心配してたのですが、短時間でいろいろ楽しめて大満足の山行になりました。