縦走三日目です。
一日目(燕岳)はこちら
二日目(燕~常念)はこちら
ご来光は諦めきって寝た14日。
深夜3時、仲間の「星が見える!」という言葉を聞き、慌てて外に出るとまさかの晴れでした。
信じられない天候に喜んでいると、小屋の奥にうっすら槍の影が見えます。ここからの決意は早かった。
山頂まで1時間越えで、なおかつ足元は悪いですが、再び山頂に行くことに。昨日の登頂から約13時間ぶりの再訪です。
登っている間に空が明るくなりはじめ、月はどんどん傾いていきます。
雲海は出ていますが、ガスが登ってくる気配はありません。
空が明るくなってきて、ついに、この二日間一度も姿を見せてくれなかった槍ヶ岳が!
山頂に着くと、徐々に桃色に色づく空。
常念山脈と槍ヶ岳の山脈の間には雲がたっぷり溜まっていました。
槍ヶ岳の稜線にはピンポイントに雲が被さって、槍ヶ岳はあっという間に姿を隠してしまいました。
山頂の東側には一面に広がる雲海。
さざ波もなく静かにその場にあり続ける雲。まるで固体があるかのような錯覚を起こします。
そしていよいよ、2日間渇望した太陽が!
光が一気に広がります。今までで一番輝いて見えた太陽でした。
桃色に染められる山並み。
昨日歩いた稜線!
雲海も朝日に染められていきます。
太陽を掬う友人。
そして、先月の影仙丈につづき影常念!
あっという間に朝焼けの時間は終わり、青空と青々とした山が広がります。
山荘への戻りの長い道も、気分は晴れ晴れ!
槍さんも最後に槍の穂先をみせてくれました。
常念乗越まで下りてくるとすぐ目の前に雲海。
友人の槍のポーズ!槍は反対側だけど(笑
そして、やっと美しい姿をしているという常念岳を見ることができたのでした。
常念坊様、ありがとうございました。
下山してくると、これから朝食を摂るのは自分たちだけでした。
わざわざ登らなくても正面に朝日がみえる常念小屋。あまりご来光登山をしないのかもしれませんね。
甘露煮とショウガの甘煮が美味しかったです。
準備をして外に出る頃に、雲の形がぼやぼやしてきて、雲海でなくガスになってきました。
常念小屋でタクシーの予約をしてもらい、一の沢へ下山です。
いきなり樹林帯に入ります。久々の日差しは暑くてたまりません。
ガスが貯まってます。
胸突八丁とつくだけあってなかなかな急登を降りてきました。
標識まで来たら沢に合流。
沢沿いに高い場所を歩いていきます。
声がしたかと思うとサルの家族が沢を横切ってました。
登山道に水が流れている箇所も。
クルマユリが咲いてました。
広い場所に2度ほどでますが、基本的にずーっと樹林帯です。
しかも土じゃくて岩なので疲れます。
ガスの中に降りてきたようで空はまっしろ。
木には気持ち悪いぐらいのキノコの群生が…。
麓が近づくにつれ沢の水量も増してきて、水がシーグラスのような淡い色をしていました。
古池は木曽駒の池なみにコメントに困りますね…
最後の最後に土の道!
山の神様にお礼を言ったら
一の沢登山口です。
燕ぶりの水洗トイレに感動!
タクシー料金はこんな感じ。電波が通じないので常念小屋で予約必須です。
初めての二泊三日。
最初の二日間がなにも見えなかっただけあって、三日目の感動は凄かったです。
これでゴールデン山ウィークも終わり。中央アルプスから始まり、南、北とアルプスをのびり楽しめていい思い出になりました。
一日目(燕岳)はこちら
二日目(燕~常念)はこちら
ご来光は諦めきって寝た14日。
深夜3時、仲間の「星が見える!」という言葉を聞き、慌てて外に出るとまさかの晴れでした。
信じられない天候に喜んでいると、小屋の奥にうっすら槍の影が見えます。ここからの決意は早かった。
山頂まで1時間越えで、なおかつ足元は悪いですが、再び山頂に行くことに。昨日の登頂から約13時間ぶりの再訪です。
登っている間に空が明るくなりはじめ、月はどんどん傾いていきます。
雲海は出ていますが、ガスが登ってくる気配はありません。
空が明るくなってきて、ついに、この二日間一度も姿を見せてくれなかった槍ヶ岳が!
山頂に着くと、徐々に桃色に色づく空。
常念山脈と槍ヶ岳の山脈の間には雲がたっぷり溜まっていました。
槍ヶ岳の稜線にはピンポイントに雲が被さって、槍ヶ岳はあっという間に姿を隠してしまいました。
山頂の東側には一面に広がる雲海。
さざ波もなく静かにその場にあり続ける雲。まるで固体があるかのような錯覚を起こします。
そしていよいよ、2日間渇望した太陽が!
光が一気に広がります。今までで一番輝いて見えた太陽でした。
桃色に染められる山並み。
昨日歩いた稜線!
雲海も朝日に染められていきます。
太陽を掬う友人。
そして、先月の影仙丈につづき影常念!
あっという間に朝焼けの時間は終わり、青空と青々とした山が広がります。
山荘への戻りの長い道も、気分は晴れ晴れ!
槍さんも最後に槍の穂先をみせてくれました。
常念乗越まで下りてくるとすぐ目の前に雲海。
友人の槍のポーズ!槍は反対側だけど(笑
そして、やっと美しい姿をしているという常念岳を見ることができたのでした。
常念坊様、ありがとうございました。
下山してくると、これから朝食を摂るのは自分たちだけでした。
わざわざ登らなくても正面に朝日がみえる常念小屋。あまりご来光登山をしないのかもしれませんね。
甘露煮とショウガの甘煮が美味しかったです。
準備をして外に出る頃に、雲の形がぼやぼやしてきて、雲海でなくガスになってきました。
常念小屋でタクシーの予約をしてもらい、一の沢へ下山です。
いきなり樹林帯に入ります。久々の日差しは暑くてたまりません。
ガスが貯まってます。
胸突八丁とつくだけあってなかなかな急登を降りてきました。
標識まで来たら沢に合流。
沢沿いに高い場所を歩いていきます。
声がしたかと思うとサルの家族が沢を横切ってました。
登山道に水が流れている箇所も。
クルマユリが咲いてました。
広い場所に2度ほどでますが、基本的にずーっと樹林帯です。
しかも土じゃくて岩なので疲れます。
ガスの中に降りてきたようで空はまっしろ。
木には気持ち悪いぐらいのキノコの群生が…。
麓が近づくにつれ沢の水量も増してきて、水がシーグラスのような淡い色をしていました。
古池は木曽駒の池なみにコメントに困りますね…
最後の最後に土の道!
山の神様にお礼を言ったら
一の沢登山口です。
燕ぶりの水洗トイレに感動!
タクシー料金はこんな感じ。電波が通じないので常念小屋で予約必須です。
初めての二泊三日。
最初の二日間がなにも見えなかっただけあって、三日目の感動は凄かったです。
これでゴールデン山ウィークも終わり。中央アルプスから始まり、南、北とアルプスをのびり楽しめていい思い出になりました。