北ア屈指の人気を誇る燕岳(2763m)から常念岳(2857m)へと、アルプス縦走の入門コースを二泊三日でのんびり歩いてきました。
花崗岩の白とハイマツの緑が入り混じる北アルプスの女王燕岳、表銀座と呼ばれる北アの花形縦走路、どっしりと構える常念岳と、晴れたら素晴らしい展望を楽しめる盛りだくさんのコースです。そう、晴れれば。

<コースタイム>
〇1日目
7:26中房温泉=08:12第1ベンチ=08:52第2ベンチ=09:29第3ベンチ=10:07富士見ベンチ=10:50合戦小屋11:40=12:36燕山荘13:15=13:48燕岳=14:14燕山荘
〇2日目
5:37燕山荘=08:00小林喜作レリーフ=08:08槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐08:09=08:39大天荘=08:56大天井岳09:06=09:12大天荘09:33=10:45東天井岳=12:08常念小屋14:00=15:20常念岳=16:44常念小屋
〇3日目
3:15常念小屋=4:45常念岳5:30=6:20常念小屋=常念小屋07:56=08:29最終水場08:33=10:07王滝ベンチ=10:43山ノ神=10:49一ノ沢登山口
ゴールデン山ウィーク最終企画。天気予報はずっと悪く、当日になってもやはり微妙。
しかし、小屋の人曰く、登れる程度の雨ではあるとのことで、雨の中突入することになりました。

登山前日の14日。健康ランドを出て、美味しい生姜焼きが食べれる「豚さん食堂」に行ったり、松本城を見たり、全く原作を知らないのに東京 グールを見て本気で気分が悪くなったりしながら、深夜12時、中房温近くの駐車場に着きました。朝まで車中泊をします。
ちなみに、第一駐車場には仮設トイレがありますが、古き良き?ぼっとんなので臭いは覚悟していきましょう。

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今日は燕山荘までなので、のんびり準備し、7時すぎに出発です。
登山口がある中房温泉前まで車道を20分程歩きます。ここにはちゃんとしたトイレあり。
合戦尾根は北アルプス3大急登とか呼ばれてるので内心どきどき。

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熊笹茂る樹林帯をジグザグと登っていきます。

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第一ベンチ、第二ベンチ…と、程よい間隔で休憩スポットが設けられていました。

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富士見ベンチの近くには合戦小屋まで続く荷物用リフトが。
籠で運ばれていたのはスイカでしょうかね?

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ちょっとずつ岩々した場所も出てきましたが、よく整備されています。

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合戦小屋への標識。名物のスイカが!

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途中、雨に降られましたが、無事に合戦小屋に到着です。
小屋の外にも雨が凌げる場所があり、ここで昼食をとることにしました。

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合戦小屋名物のスイカ!ただのスイカでなくブランドスイカです。とても甘かったです。


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バッチもスイカで可愛らしかったです。

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合戦小屋から少し歩くと、長い長い樹林帯からやっと抜け出しました。見事にガスです。

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1ヶ所鎖場が出てきますが、補助で付いてるだけなので使わなくてもいいレベル。
3大急登と言うので警戒していた1日目。
結局、だらだらと登りが続く感じで、うわーっという急登っぽい急登はありませんでした。

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お花畑まで来たら燕山荘はすぐ上です。
すれ違う兄ちゃんに「あと30秒!」と言われましたが、さすがに無理w

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燕山荘テン場まで来ると、雷鳥たちがお散歩してました。


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雷鳥に興奮しつつ、燕山荘に到着です。
宿泊の受付を済まし、荷物をデポしたら雨の中、燕岳にアタック開始です。

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燕岳頂上付近は花崗岩でできており、砂浜のようになっています。

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燕岳のイルカさん。お口がとてもキュート!

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白の砂浜にコマクサの紅色がきれいでした。
コマクサは花を咲かせるまで数年かかると聞いてから健気な花だと思うようになりました。

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かろうじて白と緑の入り混じる様子が見える気がします。

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本日2度目の雷鳥さんとの遭遇。
天気のせいか、この日は結局4回ほど雷鳥に遭遇しました。

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タカネツメクサ。

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メガネ岩。眼鏡というより仮面…?

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階段を登って

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岩の間を抜けると

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山頂に到着です。白馬の時のようにお金がいっぱいおいてありました。

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燕岳からの展望。見えるといえば見えますが、本音を言えば晴れの時に見たかったー!
雨が酷くなってきたので急いで下山します。

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燕山荘に戻ると、有名な山男の石像は雨に濡れて色黒になっていました。

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小屋の裏手にはゴリラ岩。燕岳周辺には面白い岩がいっぱいです。
私は気づきませんでしたが、ライオン岩やカエル岩もあるそうです。

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燕山荘の周りにはお花もたくさん咲いていました。

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トリカブト

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ヤマハハコ

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小屋に戻り、のんびり過ごします。
寝室は、4畳ずつ壁とカーテンで区切られています。この日は一人一畳で快適!

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テラスのカフェでは、名物のケーキ(500円)が頂きました。
冷凍イチゴが入っているというイチゴミルクも有名らしいです。

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食堂。食事以外の時間は解放されています。

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売店。燕山荘オリジナルグッズが充実しています。

他、充電コーナーあり、乾燥室ありで、トイレは水洗でした。
そして何よりです驚くのが接客。スタッフが待機していて声を掛けてくださいます。
流石山小屋のランキングで何かと上位にあがる燕山荘。
慣れていなくて逆に戸惑いますw

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夕食はサバと鶏肉、味噌汁は赤だし!
山小屋で食べる魚はなんでいつも美味しいんでしょう。

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相変わらず外は雨がやんだり降ったりでガスガスです。

だけど燕山荘には夜のお楽しみがあります。
19時。山小屋のオーナーによるスライドを用いたお話とアルプホルンの演奏を聴くことができます。オーナーの山への愛があふれており、とても楽しい時間でした。

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翌朝、4時45分。朝食を頂き、常念岳に向けて出発です!
天気予報?登ることに意味があるので気にしちゃいけません。

②に続く。