栃木の活火山、那須岳に行ってきました。
那須岳といえば茶臼岳(1915m)を指すようですが、今回は茶臼岳から三斗小屋温泉に泊まり、大峠経由で三本槍岳、朝日岳と那須の主要な山をぐるっと周回するコースを歩いてきました。
荒々しい火山の形相あり、緑豊かな樹林帯ありと、変化に富んだコースでした。
<コースタイム>
〇1日目
10:40那須ロープウェイ山頂駅=11:19那須岳11:36=11:58お釜口=12:28峰の茶屋跡避難小屋13:37=14:15那須岳避難小屋=14:43延命水=15:14三斗小屋温泉
〇2日目
7:18三斗小屋温泉=8:58大峠=10:38三本槍岳=11:30清水平=12:11朝日の肩=12:17朝日岳=13:22峰の茶屋跡避難小屋14:15=14:31峠の茶屋駐車場
金曜日零時。今回の山旅は佐野SAでの佐野ラーメンから始まりました。
深夜ラーメンという罪深い行為を終えたら、宇都宮の健康ランドへ。
仮眠をとって翌朝、峠の茶屋駐車場に駐車しました。
予報通り雨なので、いそいそとレインウェアを身に付け出発します。
まずは那須ロープウェイを利用すべく、車道右の歩行路より下山開始です。
巨大なロープウェイは天気のせいかガラガラでした。
くまに注意、っていいのかこれ…。
駅を出ると、案の定真っ白。まずは、よく整備された砂利道を歩きます。
最初の分岐を越えると硫黄が香り、火山っぽい雰囲気になってきました。
ガレ場。
「ロープウェイから40分で茶臼岳☆」と言いますが、家族連れが軽いノリで登ったら後悔しそうです。
風景は見えませんが、足元の草々が、雨の滴でキラキラ輝いていました。
三角点を眺め、赤土のベタベタ道を進むと鳥居が見えてきます。
茶臼岳登頂!百名山16座目。
頂上には祠があります。岩に掘られた名前は落書きでしょうか。
展望は見事に真っ白。まあ、ガスガスではありますが、お鉢巡りといきましょう。
山頂直下は不思議な割れ目の岩がゴロゴロ。
隙間に入った水が凍結、膨張することによってできた模様らしい。
ハチの巣みたいで生理的にいい気がしません。
微妙にお鉢が見える気がします。
一周してくるとガスの中、登山者が浮かび上がって幻想的。
ただ、ガスのおかげで、茶臼で多くみられるという噴気は全く分かりませんでした。
峰の茶屋避難小屋に向かいます。緑が混じる山肌を越えると稜線です。
稜線は岩がゴロゴロ。
峰の茶屋避難小屋。
本日の山メシは茄子にしてみました!
切って肉味噌炒めに。
何を言われようと、那須でナスを食べるという目的を達成したので満足です!
お腹も満たされたところで三斗小屋温泉に向かって下山します。
微妙に晴れてきて山肌にきれいなグラデーションが見えます。
登山道脇には、こんな植物が広がっていました。
ちょっとしたトラバース道。
ダケカンバがが見えてくると樹林帯ゾーンが始まります。
樹林帯の中には那須岳避難小屋。中は2段ベッドみたいな作りでした。
残雪がありました。久々の雪の感触が嬉しい。
沢と雪と桜。季節が混合しています。
ところどころで咲いているムシカリの花。
そしてまさかのサンカヨウ!
ずいぶん前に、濡れると透明になる花があると聞いていたのですが、まさか那須で会えるとは…!
普段は白色の花だそうですが、ガラス細工のように透き通ってました。
延名水という水場。
いつもなら味見しますが、雨だし、そろそろトイレがまずいのでスルーさせていただきます。
なだらかな樹林帯を進み続けると、山奥に突如建物が。三斗小屋温泉到着です。
三斗小屋温泉には2つの小屋があり、1つは煙草屋さん。
道の横を温泉が流れており、青緑色になっていました。
この雰囲気、千と千尋っぽくてたまらない。
そしてもう一つは大黒屋さん。本日お世話になります。
中は、おばあちゃんの家のような昔ながらの作り。
全室個室となっており、畳のお部屋に、ふとんもふっかふか!
小屋泊といいながらこれは完全に旅館。
熱いお茶をすすったら、さっそく温泉に入ります。
大黒屋は風呂が2つあり、1時間ごとに男女が入れ替わるシステムになっています。
まずは大きい方の風呂。趣があって素敵な風呂です。
木々に囲まれつつ温泉に浸っていると癒されます。
もう一つは岩風呂。
本日は温度が低くて、入ったら出られなくなっちゃうから使わないようにとのこと。
覗きがてら手を入れてみると、ほんのり温かい程度でした。
風呂で温まったら散策開始。
大黒屋前の水場では、お酒やジュースが冷やされています。
煙草屋奥には狛犬が。
階段の奥には鳥居が見えました。
温泉街にいるかのような、ゆったりした時間を過ごしたらお楽しみの夕飯です。
食事は部屋で食べるスタイル。部屋の前まで持ってきていただけます。
とにかくご飯が美味しくて3杯ぐらい食べてしまいました。
2日目に続きます。
那須岳といえば茶臼岳(1915m)を指すようですが、今回は茶臼岳から三斗小屋温泉に泊まり、大峠経由で三本槍岳、朝日岳と那須の主要な山をぐるっと周回するコースを歩いてきました。
荒々しい火山の形相あり、緑豊かな樹林帯ありと、変化に富んだコースでした。
<コースタイム>
〇1日目
10:40那須ロープウェイ山頂駅=11:19那須岳11:36=11:58お釜口=12:28峰の茶屋跡避難小屋13:37=14:15那須岳避難小屋=14:43延命水=15:14三斗小屋温泉
〇2日目
7:18三斗小屋温泉=8:58大峠=10:38三本槍岳=11:30清水平=12:11朝日の肩=12:17朝日岳=13:22峰の茶屋跡避難小屋14:15=14:31峠の茶屋駐車場
金曜日零時。今回の山旅は佐野SAでの佐野ラーメンから始まりました。
深夜ラーメンという罪深い行為を終えたら、宇都宮の健康ランドへ。
仮眠をとって翌朝、峠の茶屋駐車場に駐車しました。
予報通り雨なので、いそいそとレインウェアを身に付け出発します。
まずは那須ロープウェイを利用すべく、車道右の歩行路より下山開始です。
巨大なロープウェイは天気のせいかガラガラでした。
くまに注意、っていいのかこれ…。
駅を出ると、案の定真っ白。まずは、よく整備された砂利道を歩きます。
最初の分岐を越えると硫黄が香り、火山っぽい雰囲気になってきました。
ガレ場。
「ロープウェイから40分で茶臼岳☆」と言いますが、家族連れが軽いノリで登ったら後悔しそうです。
風景は見えませんが、足元の草々が、雨の滴でキラキラ輝いていました。
三角点を眺め、赤土のベタベタ道を進むと鳥居が見えてきます。
茶臼岳登頂!百名山16座目。
頂上には祠があります。岩に掘られた名前は落書きでしょうか。
展望は見事に真っ白。まあ、ガスガスではありますが、お鉢巡りといきましょう。
山頂直下は不思議な割れ目の岩がゴロゴロ。
隙間に入った水が凍結、膨張することによってできた模様らしい。
ハチの巣みたいで生理的にいい気がしません。
微妙にお鉢が見える気がします。
一周してくるとガスの中、登山者が浮かび上がって幻想的。
ただ、ガスのおかげで、茶臼で多くみられるという噴気は全く分かりませんでした。
峰の茶屋避難小屋に向かいます。緑が混じる山肌を越えると稜線です。
稜線は岩がゴロゴロ。
峰の茶屋避難小屋。
本日の山メシは茄子にしてみました!
切って肉味噌炒めに。
何を言われようと、那須でナスを食べるという目的を達成したので満足です!
お腹も満たされたところで三斗小屋温泉に向かって下山します。
微妙に晴れてきて山肌にきれいなグラデーションが見えます。
登山道脇には、こんな植物が広がっていました。
ちょっとしたトラバース道。
ダケカンバがが見えてくると樹林帯ゾーンが始まります。
樹林帯の中には那須岳避難小屋。中は2段ベッドみたいな作りでした。
残雪がありました。久々の雪の感触が嬉しい。
沢と雪と桜。季節が混合しています。
ところどころで咲いているムシカリの花。
そしてまさかのサンカヨウ!
ずいぶん前に、濡れると透明になる花があると聞いていたのですが、まさか那須で会えるとは…!
普段は白色の花だそうですが、ガラス細工のように透き通ってました。
延名水という水場。
いつもなら味見しますが、雨だし、そろそろトイレがまずいのでスルーさせていただきます。
なだらかな樹林帯を進み続けると、山奥に突如建物が。三斗小屋温泉到着です。
三斗小屋温泉には2つの小屋があり、1つは煙草屋さん。
道の横を温泉が流れており、青緑色になっていました。
この雰囲気、千と千尋っぽくてたまらない。
そしてもう一つは大黒屋さん。本日お世話になります。
中は、おばあちゃんの家のような昔ながらの作り。
全室個室となっており、畳のお部屋に、ふとんもふっかふか!
小屋泊といいながらこれは完全に旅館。
熱いお茶をすすったら、さっそく温泉に入ります。
大黒屋は風呂が2つあり、1時間ごとに男女が入れ替わるシステムになっています。
まずは大きい方の風呂。趣があって素敵な風呂です。
木々に囲まれつつ温泉に浸っていると癒されます。
もう一つは岩風呂。
本日は温度が低くて、入ったら出られなくなっちゃうから使わないようにとのこと。
覗きがてら手を入れてみると、ほんのり温かい程度でした。
風呂で温まったら散策開始。
大黒屋前の水場では、お酒やジュースが冷やされています。
煙草屋奥には狛犬が。
階段の奥には鳥居が見えました。
温泉街にいるかのような、ゆったりした時間を過ごしたらお楽しみの夕飯です。
食事は部屋で食べるスタイル。部屋の前まで持ってきていただけます。
とにかくご飯が美味しくて3杯ぐらい食べてしまいました。
2日目に続きます。