2017年ゴールデンウィーク登山第二弾。尾瀬の至仏山(2228m)に行ってきました。
コースは、鳩待峠~小至仏山~至仏山~山ノ鼻~鳩待峠のゴールデンウィーク限定ルート
人様のブログで見てずっと行きたかったこのルート。念願かなって訪れることができました。

<コースタイム>
7:00鳩待峠=9:00小至仏山=(休憩30分)=10:30至仏山=12:30山ノ鼻12:45=14:12鳩待峠
陣馬高尾を縦走したその晩に車に乗せてもらい、恋い焦がれていた至仏山へ。
尾瀬といえば「♪夏が来れば思い出す~」ですが、実は初尾瀬!

GWの至仏山へのアクセスに関しては以下の通り。
★鳩待峠駐車場に停める場合
少なくとも朝4時には満車。手前のゲートが閉じている場合は車中泊しながら並ぶ。
★尾瀬第一駐車場に停めて公共交通機関を使用する場合
・バスを使って鳩待峠へ。バスの始発は7時代。
・乗り合いタクシー(8人集まったら順次出発)で鳩待峠へ。この日は5時半から運行。
そして2017年は雪のため、朝6時までゲートが封鎖されるとのことでした。

とりあえず深夜3時ごろ鳩待峠に行くと、暗い林道の中、すでに長蛇の列。
天の川にまけないぐらいに輝く星々を眺めつつ仮眠します。

そして、5時頃。
係のおじさんにノックされ、満車だから第一駐車場まで降りるように指示されました。
こんなに早く出ても間に合わない鳩待峠、恐るべし…。

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結局、乗り合いタクシーへで鳩待峠駐車場へ。道は除雪されて乾いていました。

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鳩待峠駐車場から少し歩くと鳩待峠休憩所に到着です。トイレあり。

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アイゼンを付けて7時、登山開始!
周りの装備は、チェーン、軽アイゼン、アイゼン、スキーと様々です。

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情報板。今日は鳩待峠から時計回りで歩きます。

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青空、雪、白樺と、明るく清々しい登山道。

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視界右手には、これから登る至仏山が見えました。

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序盤は稜線に向けて樹林帯の中を登っていきますが、広々していて開放的です。

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しばらく上ると開けた場所に出ました。

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これから歩く道のりが一望できます。真ん中は小至仏山。

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よく目を凝らすと小至仏山をトラバースする登山道が見えます。
登山者があまりに小さくて、黒い点がひっそり動いていくのが面白い。

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右手にはかっこいい燧ヶ岳のお姿。

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小至仏山に向けて、少しずつ坂が急になってきました。

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何度か樹林帯を抜けつつ、標高を稼いでいくと…

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広い稜線に出ました。小至仏山前は、そりスポットとなっているようです。

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小至仏山はトラバースして捲くのが一般的ですが、登頂する強者も。
自分は、直登+雪がボロボロで大変そうなので、潔くパス!

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ということで、トラバース道へ。
GWも後半で人が多いためか、トラバースと言えど道幅が広いので安心でした。

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雪の上には葉っぱのような虫がいました。

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長い長いトラバースを終えると、頂上まであと少し。
左斜面は雪がなく、岩稜がとハイマツが覗いています。

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よいしょっとピークを目指して直登し、登頂!かと思いきや、

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至仏山は一つ先…!

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まぁ、景色もいいし、頂上は混んでそうだし、ここでお昼としましょう。
至仏山と乾杯!

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左手には雪をかぶった美しい山並みが広がっていました。

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少しだけ歩いて、今度こそ至仏山に登頂です。

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山頂からの展望は息をのむほどの美しさでした。

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さあ、ここからがGW限定・至仏山滑り倒しルートです。
山頂から麓までただっ広い斜面が続くので、ほぼ全工程を滑って下山できるという素敵ルート。
ヒップそり、シリセード、山スキー…多くの登山者が童心に返り、滑りまくりです。
眼下に広がる尾瀬目指して、まずははるか下に見える夏道までソリ滑り!

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夏道に到着。積雪量によるのかもしれませんが、夏道は意外に長く、岩がゴロゴロ。
素直にアイゼンを脱いで木道&ガレ場を降ります。

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夏道直下がなかなかの斜度で、滑って足を取られる→尻もちをついたらそのままトレースに沿って滑っていくという素敵な感じでした。
止まったら再びアイゼンを履いて、麓まで再びソリ滑りです。

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横を見ると、なかなかの斜度です。登ってくる方、お疲れ様です。

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振り返った所。まるでゲレンデ。シリセードでもぐんぐん下ります。

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そして、目の前には尾瀬と燧ケ岳という絶景。

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道も特に決まってないので、それぞれが思い思いに歩いて(滑って)います。
ただ、カラ沢に突っ込むと危ないので、麓が近づいてきたら軌道修正を。
自分たちは至仏山荘を目印にトラバースして修正しました。

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だんだんスピード感にも慣れてきて速度を出しながら長距離を滑れるように。
楽しすぎてあっという間の下山でした。

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樹林帯に到着したら膝丈ほどの雪の中、歩いて下ります。

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無事に尾瀬まで降りてきました。

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目の前には荒々しい姿の燧ヶ岳が構えています。

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それに比べると背後の至仏山は優しい感じ。
滑っている登山者がたくさん見え、山全体が滑り台のような山でした。

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トレースが不明瞭ですががとりあえず山荘目指して進みます。
足元には雪の畝。

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至仏山荘についたら一休憩。花豆ソフトをいただきました。
甘さ控えめ、ほのかに豆の味が香って美味しかったです。

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川上川に沿って鳩待峠まで戻ります。

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ところがこの道、地味に3km越え。さくっと帰るだけと思って舐めてると痛い目を見ます。
アイゼンを外したのに足が重たくて上がらないというバテっぷり。
雪もぐずぐずで小至仏山のトラバースよりこっちのトラバースの方がよっぽど気を使う。

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14時すぎ、最後に体力配分をしくじりましたが無事下山です。

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帰りはロマンチック街道のとんかつ街道でロースかつを頂きました。

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GWの至仏山は、標高差600mの天然の滑り台。とにかくお勧めです!
今シーズンの雪山もこれで〆。次はGW登山〆としてナイトハイクに行ってきます。