丹沢最大級、落差70mの滝「本棚」を有する畦ヶ丸(1292.6m)に行ってきました。
ピストンはなるべく避けたい性格なので、大滝橋から西丹沢自然教室の周回ルートを選択。
標高差は700m強です。

<コースタイム>

8:32大滝橋バス停=9:35一軒屋避難小屋=10:17大滝峠上10:18=11:01畦ヶ丸避難小屋=11:05畦ヶ丸11:24=12:01善六ノタワ=12:47本棚=13:00下棚=13:39西丹沢自然教室
最近、自分の中で丹沢がブームとなっており、ずっと登りたかった畦ヶ丸。
人が少ないとか、痩せ尾根があるとか聞き、1月頭には降雪もありとなかなか行けなかったのですが、冬晴れが続き、SNSにも記録が上がるようになってきたので、思い切って行ってきました。

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朝7時過ぎ、新松田駅で下車。秋にはたくさんいた登山客も少なめです。
今日は交通費節約のため、駅正面のJR松田駅から御殿場線に乗り換えます。
切符購入の必要があり、さらには自動改札ではないので、長蛇の列となってました。
200円の切符を購入し谷峨で下車すると、新松田駅を出発したバスの先回りをすることができます。

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8時30頃。大滝橋で下車。自分以外に誰も降りませんでした。
バスが走る道から左に伸びる道を進んでいくと、大滝沢に平行する形で林道が続きます。

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朝日に照らされた水が、エメラルドグリーンに輝いています。

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頭上注意、足元注意。要するに全部注意しろってことですね。

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看板の奥に滝が見えます。沢と滝の音が心地よい。

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西丹沢の沢は川底が白いこともあり、水の美しさが際立ちます。

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澄み切った清流に目を奪われてなかなか進めません。

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少しでも危なそうな場所は鎖が設置されていました。

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丹沢でよく見かける堤防。

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時折広い場所も。苔むした岩がゴロゴロしています。変化があって楽しい道です。

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完全に空中に設置されている木橋。

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約1時間で一軒家避難小屋に到着。奥には毛布も置いてありました。

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外の水溜が凍っています。氷は期待してなかったのでうれしい。

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この辺りは日当たりが悪いのか、沢にもところどころ氷が残っています。

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登山道に雪が混じる場所も。ミツマタのつぼみが可愛らしい。

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何度か沢を渡りながら進みます。頻繁に指導票があるので迷うことはないでしょう。

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大量のミツマタ。春に来たらきれいだろうなぁ。

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渓谷は中途半端な残雪で歩きにくいです。

少し進むと沢を離れ、稜線にあがるべく、つづら折りの登りになります。
日当たりがいいので、地面はカラりとしていて登りやすいですが暑い。
今までだらだら登りだったため、急に登りに息があがります。

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大滝峠上に到着。ここから稜線歩きです。
冬なので、木々の葉は落ち、開放感と日当たりは抜群です。

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そしてここからの登りが意外につらい。

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頂上が近づくと20センチほどの雪が残っていました。
水っぽい雪なのでアイゼンはいりません。

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穴が開いててゾッとした木。

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畦ヶ丸への最後の登り。天気も相まって、まさしく冬って感じ。
新緑と紅葉の時期も楽しそうです。

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畦ヶ丸避難小屋に到着。

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トイレと薪ストーブ付き。

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そして念願の畦ヶ丸登頂!

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白石峠補修記念のケルンが存在感を放っています。

噂通り展望に恵まれない山頂です。
誰もおらず風もなくで、静寂に包まれつつ昼ごはんでした。
11時半ごろ下山を開始すると、西丹沢自然教室から上がって来た方々とすれ違います。
山頂でゆっくりするには、11時半前がよさそうです。

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日当たり抜群の稜線をしばらく進むと、アスレチックっぽい場所も。

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善六ノタワ。左側が崩落しており痩せ尾根です。
木々に覆われ高度感はないですが、さっさと渡るに越したことはない。

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杉林に突入。すぐに抜けて再び尾根道に出ます。次々に風景が変わって帰りも楽しい。

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痩せ尾根その2。

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しばらく静寂の中の山歩きでしたが、沢の音が再び聞こえてきました。
もう午後だというのに沢の水が凍っています。

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沢の近くの道は、白っぽい砂利と岩でできており滑りやすい。

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溝上の道。ここも同じような白っぽい砂利が多く歩きにくいです。

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砂利道を抜け、道がフカフカの落ち葉で覆われたと思ったら、アスレチック要素も忘れない。

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お次はガレ場歩き。
短時間にいろいろな自然の姿を見せてくれる、かなりお得な道です。

西沢にぶつかると、本棚への分岐があります。
石の上を渡りながら沢をさかのぼると、奥まったところに滝があります。

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落差70メートルの本棚。まさかの氷に一気にテンションがあがります。
氷が落ちてきたら洒落にならないので、滝つぼに近づきすぎないようにしながら滝の正面に回り込みます。

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滝上部の氷。やっぱり氷は素晴らしいね。

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ガレ場が続きます。整備されすぎてない感じが西丹沢の魅力ですね。

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西沢の水もよく透き通っていて水色になってます。
すぐに下棚の分岐。もちろん見にいきます。

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下棚は窪んだ場所にあり、氷がいっぱい見られます。

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岩が氷で覆われています。ものすごく滑ります。

 
氷の下を滴が流れているのですが、おたまじゃくしみたいでなんとも言えない。

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そしてこちらが下棚。さすがに氷はほとんどありませんでした。

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西沢の流れに沿ってのんびりハイキングが続きます。
写真は、本日一番青色が深かったところ。

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雪だるまみたいなケルン。

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開けた場所に出ました。石で道が示されています。

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あっという間に西丹沢自然教室に到着。

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うっかり13時代に下りてきてしまい、バスがないので休憩させてもらいます。
図書が充実しており、時間つぶしにももってこい。こっちをゴールにしてよかったー。


自然豊かな畦ヶ丸。落葉樹が多く、春と秋がまた素晴らしそうです。
整備も進んでおり、天候が安定していれば、西丹沢初心者にも安心して登れます。
なにより西丹沢の静かで、自然に包まれている感じがたまりません。
しばらく丹沢ブームが続きそうです。