奥多摩三山の最高峰、三頭山(1531m)に登ってきました。
奥多摩湖から登るコースは、浮橋から始まるというなかなか珍しい要素をもっています。
標高差は約1000m。待っていたのは急登と気持ちの良い樹林帯でした。

<コースタイム>
9:03小河内神社=09:23三頭山登山口=10:21イヨ山=11:10ヌカザス山=11:18ツネ泣峠=11:39入小沢ノ峰=11:57鶴峠分岐=12:25三頭山(西峰)=12:40ムシカリ峠=12:42三頭山避難小屋=12:47大沢山13:01=13:50三頭大滝=14:18森林館=14:23檜原都民の森

文化の日、久々の晴天に紅葉狩りに行かねばと使命感にかられ、
奥多摩三山制覇のために狙っていた、三頭山に行くことにしました。
3日に三頭山と、なかなかいい感じです。

三頭山は都民の森から登るのがメジャーらしいですが、今回は浮橋を渡りたいという
ただそれだけの理由で奥多摩湖を目指します。
奥多摩駅からバスに乗り小河内神社で下車。

ちなみに、一つ前の峰谷橋で降りればトイレがあります。
距離はたいしたことないので、最寄りかトイレかで選べばいいと思います。

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今回の目的の一つ、浮橋。昔はドラム缶でできていたそうですが、
今はポリタンクのような材質の物でできていました。
通行止めになる時期もあるので、事前に調べてから行くと良いと思います。
歩いてみるとシーソーみたいな感じで、パーツの端に差し掛かると上下に揺れます。

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湖をのぞき込むと大量の魚が泳いでいました。

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風もなく、鏡のような湖に思わず嘆息。これだけでもここに来た価値ありです。

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浮き橋を渡った後は、一般道にでます。しばらく車道を歩くと左手に登山口。

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キノコの三兄弟が迎えてくれました。秋だなぁ。

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最初は植林帯を歩きます。しょっぱなからけっこう登ります。意外にしんどい。

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草が生い茂ってる箇所も。草の中を歩くのはあまり好きではないですが、
登りにおいては気がまぎれて助かります。

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本日は晴天。青空って本当に気持ちがいい。
誰とも会わず、風の音と、鳥の鳴き声、葉の落ちる音だけの静かな山歩きです。

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しばらく登ると、尾根道になります。
樹林帯とはいえ、開放感があって気持ちいい。
体も慣れ、どこまでも行けるような程よい道だなぁと気分は高揚。

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一つ目のポイント、イヨ山。
あまりのぽかぽか陽気に、ザックに入れてきた牛乳寒天が心配なので寒天休憩。

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しかし、ここから悲劇が。気持ちいいなあと調子に乗っていたら姿を現す急登。

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登り切ったら続きが見えるという急登の連続です。

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岩場? ひたすら登りますが、風景に変化があるのが心に癒しをもたらしてくれる。

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あまりに辛いので、立ち止まってコケ鑑賞。

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もう勘弁……。三頭山って軽く登れる山じゃなかったの…?

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ようやくヌカザス山。漢字で書くとこう書くんですね。

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ヌカザス山辺りからから紅葉が目立ち始めます。
ふと横を見ると木に大量の釘。いったいなぜ…。

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ほっと一息したのもつかの間。すぐにツネ泣峠に差し掛かり急登との再会です。
名前の通り泣きそうです。

やっとの思いで登り切ると、おじさまに話しかけられました。
予想外に辛かった旨を伝えると「奥多摩では5本の指に入る急登だからね。」
浮橋につられてそんなこと全然知らなかった…。下調べは大切です。

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ここからは、紅葉が輝く樹林帯歩き。
ヌカザス尾根登山を計画した自分を罵っていましたが、鮮やかな紅葉をみた瞬間、
来てよかったと思う、山の天気も驚きの移り変わりの速さです。

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道は落ち葉でふかふかです。あまり、登山客が通らないこともあって本当にふかふか。

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お日様に照らされた紅葉の美しさは本当に言葉にできません。

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少し岩場。こうやって、飽きる前にふと風景が変わるところが、このルートのすばらしさ。

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頂上に近づくにつれ、紅葉が深まってきます。
秋風に一斉に葉が舞う光景には、思わず足を止めて見惚れてしまいます。

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静かな尾根歩きの中に、賑やかな人の声が混じるようになってくると三頭山。

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会いたかったよ富士山!いつぶりの再会だろう!

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頂上は混雑していたので早々に避難小屋の方へ降ります。
こちらはもうだいぶ葉が落ちているように感じます。
階段あり、落ち葉の踏み跡ありと、雰囲気が変わります。

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避難小屋はなかなか立派。ここから登り返して大沢山に。

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大沢山。展望はないけどベンチはある。人通りもすくない静かな場所です。
そっとお昼休憩。

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どんどん下ります。子供のころ、こういうところに入るのが大好きだった。

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落ち葉の絨毯。

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ふと展望が開ける場所がありました。
こう見ると、山全体が色づいているんですね。

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ガシガシ下ると沢にぶつかります。ここからは沢沿いに降りることになります。

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楓の上に落ち葉。こういう光景も好き。

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滝見橋に到着。奥に立派なつり橋があります。
橋の向こう側は通行止めになっているので、滝を見るためだけの橋。

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立派なつり橋より眺める三頭大滝と紅葉。

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ここからは登山道でなくハイキングコースになります。

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なんとチップが敷き詰められています。フカフカしていて歩きやすい。

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展望台より。今回の旅で視界が開ける場所は少ないのでなんだか新鮮。

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都民の森に到着。
臨時で武蔵五日市直通のバスが出ていたので乗車し無事帰宅。


動機は浮橋と奥多摩三山でしたが、風景の移り変わりが楽しく、
展望に恵まれなくても楽しいルートがあるのだと感じた旅でした。
ヌカザス尾根では、ヌカザス山前後の急登のあまりの辛さに、その後なだらかな道でも
足が重くて動かないという体験をさせてもらいましたが、林の美しさは一押しです。