紅葉の名山として有名な栗駒山(1627m)に紅葉狩りに行きました。
いわかがみ平側と須川温泉側で紅葉の種類が違うと聞き、宮城から岩手へと栗駒山を縦断。
公共交通機関だけで行く、30時間日帰り登山です。
<アクセス>
行き:東京駅=(夜行バス)=仙台駅=(電車)=石越駅=(栗駒山紅葉号※期間限定バス)=いわかがみ平
帰り:須川温泉=(路線バス)=一関駅=(高速バス)=仙台=(夜行バス)=東京駅

<コースタイム>
10:30いわかがみ平=11:43中央・東栗駒コース合流地点=11:58栗駒山12:09=12:29天狗平=13:12昭和湖=13:22地獄谷=13:33苔花台分岐=13:39名残ヶ原=14:09須川温泉

単独登山も遂に東北レビューです。
10月の三連休、都心より早い紅葉を求めて東北の栗駒山に行きました。

10月9日。東京より仙台行き、23時50分発のJRバスに乗り込みます。
1回もSAで降りさせてもらえないのが残念ですが、初めての3列シート。
広いし、しっかり倒せるし快適です。

しっかり眠って、朝5時30分に仙台駅に到着。
コンビニで食料を買い、6時発の電車に乗って石越駅に向かいます。
石越駅ではICカードで清算できないので、車内を回る車掌さんに清算してもらいます。

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7時20分頃、石越駅に到着。次のに乗るバスが8時35分発なので、約1時間待ち。
バス停近くの待合室は休日使用不可なので、駅構内へ戻ります。
同じく栗駒山に行く、単独のおねえさん・おじいちゃんと話して過ごしました。

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8時5分に次の電車が来るので、その前にバス停へ。
この看板を右に進みます。

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期間限定の栗駒山紅葉号。
最初は自分含め4人でしたが、次の電車でパラパラ人がやって来て座りは大方埋まる。
くりこま高原駅では長蛇の列ができていましたが、増便が出ており、みんな乗れたようでした。
約2時間のバス。乗務員さんが要所要所でトイレを勧めてくるので変に意識してしまいます。

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10時20分。宮城側の登り口、いわかがみ平に到着。登山口まで11時間。長かった…。

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東栗駒ルートの方を見上げるといい感じに色づいています。
いくつかコースがありますが、今回は初めてなのでベタに中央コースへ。

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石が埋め込まれ、よく整備された道を登っていきます。
登山でなく、ハイキングの方も多い。

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道の両脇の鮮やかな木々に思わず見とれます。

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ガスってはいますが、少し前方が見えるように。噂通り赤い
この紅葉の中を登っていくのだからたまりません。

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振り返って歩いた道を見下ろす。一面に広がる紅葉に言葉を失い見惚れます。
錦織の紅葉という言葉がありますが確かに納得。

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森林限界を超えた辺りまでくると本格的にガスってきました。
両脇の木々がなくなったせいか風が強い。まるで冬風のような冷たさと強さ。
思わず手袋を装備。ニット帽をもってこなかったことが悔やまれます。

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たまに晴れる瞬間が癒し。高度を上げるにつれ、落葉が目立ちます。

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晴れてたらきっと草紅葉が見事だったんだろうなー。
今日はこのまま修行登山かしらとよぎりだす。

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最後の階段を登ります。

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登頂。真っ白です。最近こんなんばっかな気がする。

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今日のお昼は、栗駒山なので。そして宮城名物の笹かま。
ただ、フリースだけでは寒くて早々に下山開始。

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下山は須川の温泉の方に向かいます。

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ほとんど落葉しているので真っ赤な実が目をひきます。

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これが美しい稜線歩き!…ガスガスですね。風が言葉の通り暴風です。

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一瞬ガスが晴れました。本来ならこんな光景を見ながらの稜線歩きだったのでしょう。
ますます風が強くなり、風でよろめく。修行です。

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大きな岩。稜線で唯一風をしのげる場所なので一休憩。

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中央コースと違って須川コースは泥濘と水たまりがひどいです。
黙々と下っていると…

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突然晴れました。目の前に広がる美しい山並み。

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視界いっぱいに紅葉を見下ろしながらの下山。贅沢すぎます。

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振り返って栗駒山方面と草紅葉。頂上はピークをすぎて赤茶色。

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麓に近づくにつれ紅葉がピーク。赤と黄色と緑が混じり合っています。

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道はもはや水たまり。スニーカーで登っている方は大変だ…。

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森林限界を超え、紅葉のトンネル。

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空と紅葉。

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ずっと見下ろしていた場所が目下に迫ってきました。

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昭和湖に到着。
乳白色の湖とは聞いていましたがあまりの大きさに思わず声が漏れる。
優しい色合いですが強酸性らしい。

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木道を進みます。

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地獄谷。硫化水素が噴出しており、荒々しい。
色々な表情を見せてくれて良いコースです。

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宮崎側は赤かったけど岩手川は黄色の紅葉です。

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水色の沢を横切ります。温泉かと思ったけどまだ水。

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三色の紅葉のトンネル。

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見とれてばかりで全然進めません。

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ススキも素敵。

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名残ヶ原に到着。
一面に広がる紅葉ともそろそろお別れ。目に焼き付けておきます。

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この辺りは広大な湿原になっています。(※クリックで拡大)

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須川温泉まで降りてくると、水色の温泉が流れています。川で足湯を楽しむ人も。
せっかくなので併設の露天風呂で紅葉を楽しみました。

栗駒山を歩くことで宮城から岩手に抜けてしまったので、ここから仙台まで戻ります。
まずは15時発の一関行きのバスに乗車。
増便は時間が掛かるみたいなので確実を求めるなら14時半には並んだほうがよさそうです。
朝お話ししたお姉さんと合流し、1時間半バスに乗って一関へ。

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せっかく岩手に来たということで、一関駅から徒歩でせきのいちというお店へ。

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目当ては岩手名物のもち料理。ずんだ餅は初めてでしたが美味しかった。
そして人と一緒に食べるごはんって素晴らしい!
様々な出会いがあるのも単独登山の醍醐味です。楽しい時間に感謝。

お姉さんは翌日別の山に登るそうなので駅でお別れです。
寒いので再びフリースを着る。自分は寒さに強い方なんですがやたら寒い。
東北民は普通に秋服なので、東北では普通の気温みたいです。

一関駅からは、高速バスが予約なしで乗れるとのことなので仙台まで1時間半乗車します。
人生でこんなにバスに乗った日があっただろうか…。まだ仙台~東京間という大ボスが残ってますが。
20時半、仙台駅に到着。夜行バスが23時45分なので、3時間の待ちです。

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とりあえず仙台駅構内の牛タン通りへ。伊達の牛たん屋さんで芯たん定食。
分厚いですがやわらかい。味付けが変わっていて、濃い目でご飯が進みます。
これで名物料理2つ制覇!

出発まで観光しようかと思いましたが、寒いし疲れたしで小説を読んで時間をつぶしバスへ。
朝5時半に東京に戻り、長かった日帰り登山も終了です。

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移動時間と待ち時間が膨大な東北遠征でしたが、栗駒山の美しさは、それを乗り越えてでも行く価値があると思います。紅葉の美しさに魅了された旅でした。
今年は全力で紅葉を狩っていきたいと思いました。